【J1展望】神戸×G大阪|気になるのは新助っ人の起用法…フェルマーレン、パトリックの出番は?名手遠藤の大記録にも注目

2019年08月01日 サッカーダイジェスト編集部

神戸――ウェリントンが弾き出される可能性も…

故障者/神戸=なし G大阪=藤春
出場停止/神戸=なし G大阪=なし

J1リーグ21節
ヴィッセル神戸―ガンバ大阪
8月2日(金)/19:00/ノエビアスタジアム神戸
 
ヴィッセル神戸
今季成績(20節終了時):15位 勝点21 6勝3分11敗 30得点・36失点
 
【最新チーム事情】
●アル・ナスルからレバノン代表DFジョアン・オマリを獲得。
●キム・スンギュが蔚山現代に移籍し、横浜から飯倉大樹が加入。
●バルセロナからベルギー代表DFトーマス・フェルマーレンが加入。
●ユース出身CBの小林が町田にレンタル移籍。
 
【担当記者の視点】
 気になるのは5つある外国人枠の活用法だろう。イニエスタとビジャは固いとして、新加入のJ・オマリとフェルマーレンはポジションが被っていて、スタメンの予測が難しい。フェルマーレンは合流間もないものの、この新助っ人DFふたりを同時に使うのであれば、ビジャの相棒ウェリントンが弾き出される可能性もある。
 
 G大阪の注意すべき点は、やはり超強力な攻撃陣だ。宇佐美、パトリックのコンビが加入し、アデミウソンと倉田も健在。さらに食野という若手まで台頭している。そうしたアタッカー陣に、テコ入れをした守備でどれだけ対応できるかは、ポイントになる。
 
 とはいえ、新戦力を加えたからと言ってすぐに守備が安定するとは限らず、撃ち合いの展開になる予想もできる。そうなった場合、ここリーグ3試合で2ゴールとペースダウンが著しい攻撃陣の奮起が求められる。なんとか連敗を「3」で止めたいところだ。
 

次ページG大阪――14年の3冠2トップが復帰、遠藤の偉業に華を添えられるか

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事