「昨シーズンは困難な…」乾貴士、エイバル復帰会見で何を語った?

2019年07月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

「我が家に帰って来られて幸せ」

エイバルへの入団会見を行なった乾。アマイア・ゴロスティサ会長(左)とフラン・ガラガルサSD(右)から歓迎を受けた。※写真はエイバルの公式ツイッターより

 現地時間7月29日、ベティスを退団してエイバルへ復帰した乾貴士が入団会見を開いた。

 18年夏までプレーした古巣と2022年6月までの3年間の契約を結んだ日本代表MFは、アマイア・ゴロスティサ会長、フラン・ガラガルサSDとともに会見に登場。「2022」の番号が入ったユニホームを手に写真撮影し、約1年ぶりに青とエンジのシャツに袖を通した。

 乾はスペイン語で「我が家に帰って来られてとても幸せ」と挨拶し、こう続けた。スペイン紙『Marca』が伝えている。
    
「戻って来るチャンスを与えてくれたクラブに、感謝しています。昨シーズンは非常に困難な状況でした。またここに帰って来られて嬉しく思います。私たちは良い一年を送れると確信しています。またチームメイトたちと一緒にいられるのが楽しみです。私たちは大きな家族みたいなものですから。サポートしてくれるファンのために、一生懸命がんばります」
 
 ゴロスティサ会長の期待も大きい。

「タカシが戻って来てくれて、今日は特別な日だ。私たちはまた彼を迎えることができて嬉しいし、ベストパフォーマンスでチームの成功を手助けしてくれると確信している。

 彼が退団した時は本当に悲しかった。タカシは新たな挑戦のために、難しい決断をした。私たちをその選択を尊重したんだ」

 3シーズンを過ごしたエイバルを退団して籍を移したベティスでは、キケ・セティエン監督の下で出番に恵まれず、今年の1月からはアラベスにレンタルに出されていた乾。そのアラベスへの完全移籍も取り沙汰されたが、恩師ホセ・ルイス・メンディリバルが指揮を執る"心のクラブ"への復帰を選択した。

 本拠地イプルーアで再び躍動する姿を、エイバルのファンは待っている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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