【J1展望】浦和×鹿島|激戦必至の赤きライバル対決はボランチがポイントに。上田綺世、小泉慶らのデビューは?

2019年07月31日 サッカーダイジェスト編集部

浦和――柴戸が出場停止も、エヴェルトンが戦列復帰

故障者/浦和=なし 鹿島=内田、L・シルバ、中村
出場停止/浦和=柴戸 鹿島=なし

J1リーグ16
浦和レッズ-鹿島アントラーズ
7月31日(水)/19:30/埼玉スタジアム2002

浦和レッズ
今季成績(19試合終了時):9位 勝点27 8勝3分8敗 18得点・25失点

【最新チーム事情】
●鹿島戦は特別だと話す選手たち
●大槻監督はメンバー選考の変化を語る
●古巣対決の興梠はバースデーゲーム


【担当記者の視点】
 ACLの影響で延期されていた日程がここで消化され、全チームの試合数が揃う。ルヴァンカップでの対戦も決まり、今季は最大7試合対戦する鹿島との初戦だけに、良いイメージを作るためにもホームで勝利したい。

 宇賀神や武藤は、鹿島戦のスタジアムの空気を「特別なもの」と話す。下部組織育ちの宇賀神友弥は「浦和の選手として、鹿島戦は34分の1ではない」と宣言。また、武藤雄樹は「鹿島戦は戦術以前にインテンシティが高い。戦うことを大事にしようと監督からも話があった」と明かした。

 その大槻監督は、メンバー選考について「やりたいことを表現できる回数が増えてきて、その選択肢を優先したい」として「勝つことからの逆算が一番」と話した。鹿島対策よりも、現状の最大値を出す選考が進むことになりそうだ。

 柴戸海が累積警告で出場停止も、左肩鎖関節を脱臼していたエヴェルトンが全体練習に復帰。ボランチの組み合わせは指揮官の試合へのアプローチが表現されそうだ。そして、興梠慎三は試合当日が誕生日。エースのバースデーゴールで勝利を飾りたい。

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