「いずれスペインをも征服する!」東京散策のバルサ番記者が、久保建英の尋常ではない人気ぶりを体感!

2019年07月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

「日本のファンの関心を独り占めしている」

バルサ番記者に日本での人気ぶりを紹介された久保。マドリー贔屓紙だけにそこは……。(C)Getty Images

 日本代表FW久保建英は現在、レアル・マドリーの一員として北米ツアーに参加中。かたや、"白い巨人"の永遠のライバルであるバルセロナは週末に来日を果たし、チェルシー、ヴィッセル神戸とのプレシーズンマッチを戦う予定だ。
 
 そんななか、バルサのアジアツアーに帯同しているスペイン全国紙『AS』の番記者がユニークなレポート記事を掲載しているので、紹介しておこう。執筆しているのはハビエル・ミゲル記者で、東京都内を散策するなどして感じたところをまとめ、「日本では誰もクボを忘れてはいない」と題したコラムをアップした。
 
 文字通り、日本における久保人気を実体験した内容で、以下のように綴っている。
 
「日本フットボール界の真珠の影は、いまだ東京では長く伸びたままだ。巨大なフットボールショップのウインドウに大きく登場すれば、テレビCMで躍動し、キオスクに置かれた専門誌の表紙を堂々と飾っているのだ。彼は日本のフットボールファンの関心を独り占めしているかのようで、今回レアル・マドリーと契約したことで、名実ともに日本のトッププレーヤーと見なされている」

 
 さらにミゲル記者は、原宿にある有名なサッカーショップを訪問して驚かされたという。
 
「マドリーのレプリカユニホームを求める客が殺到していた。日本ではマドリー・ファンよりもクボ・ファンのほうが間違いなく多く、その数は途轍もない。ただこれからそのファンたちはみな、マドリーを応援するだろう。(マドリーは)自動的に日本人のファンを取り込んだことになるのだ」
 
 最後に「日本にいてクボを意識しない瞬間がないほどだ。彼は疑いなき日本のスターで、いずれはスペインをも征服するだろう!」とまで言い放ったミゲル記者。さすがはマドリーをヨイショする贔屓紙だけに、そこはかとなく、「バルサが逃がした魚は特大だ」とでも言いたげだ。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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