「ロシアW杯で最高の試合」ベルギー代表GKクルトワが1年前の日本戦を回顧。忘れられない14秒間をリバイバル!

2019年07月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

世界中のファンが反応

ベルギー代表の不動の守護神クルトワ。自身のスローから決まったカウンターは格別だっただろう。 (C) Getty Images

 ベルギー代表GKのティボー・クルトワが、現地時間7月2日にある動画を自身のSNSに投稿。「忘れられない14秒間だ」とコメントを添えて懐かしんだのは、ちょうど1年前に行なわれたロシア・ワールドカップの決勝トーナメント1回戦、日本戦の逆転の瞬間だ。

 原口元気(48分)と乾貴士(52分)によるゴールで2点のリードを許しながらも、ヤン・ヴェルトンゲン(69分)とマルアン・フェライニ(74分)のゴールで追いつき、2-2に。そして勝負が決まったのは、後半アディショナルタイムのことだった。

 本田圭佑が蹴ったCKをキャッチしたクルトワがスローした瞬間、ベルギーのスイッチが入った。これを受けたケビン・デ・ブルイネがドリブルで持ち運び、右サイドを駆け上がってきたトーマス・ムニエへパス。この右SBが中央にクロスを送ると、主砲ロメル・ルカクがDFを背負いながらスルーし、フリーで走り込んだナセル・シャドリがゴールに突き刺した。まるでお手本のようなカウンター。この間、わずか14秒だった。
 

 このゴールが決まってからほどなくして試合終了のホイッスルが鳴り、ベルギーが劇的な逆転勝利を飾った。もちろん、日本にとっては、衝撃的な敗北となった。

 世界にも反響を呼んだこの好ゲーム、そして鮮やかなカウンターアタックは、世界中のフットボールファンにとっても、印象的な出来事だったようだ。クルトワのSNSに数多くのコメントを寄せている。

「ロシアW杯で最高の試合」
「なんという素晴らしい試合だったんだろう」
「決して忘れられない、エキサイティングなゲーム」
「この試合をまた観ることにするよ」

 クルトワはロシアW杯の最優秀GKに選出され、大会後にはチェルシーからレアル・マドリーへ移籍を果たした。1年前のこの日は、クルトワにとって"忘れられない日"になったようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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