「動揺している」行方不明だった女子スイス代表選手が遺体で発見。同胞のシャキリはショックを隠せず…

2019年07月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

懸命の捜索のかいなく…

バカンス中に帰らぬ人となったイスマイリ。悲しい事故が起きてしまった。(C)Getty Images

 6月29日に、イタリアのコモ湖で行方不明になっていた女子スイス代表のフロリヤナ・イスマイリが、遺体で発見されたことが明らかになった。欧州スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』などが伝えている。

 ヤングボーイズの女子チームでキャプテンを務めていた24歳のMFは、友人の女性と休暇でコモ湖を訪れ、レンタルのゴムボートを借りてムッソ付近に向かった。そして、高台から湖に飛び込んだようだ。浮上してこなかったため、友人が慌てて警報を鳴らしたという。

 クラブが「我々は希望を捨てていない」と声明を出すなど、世界中が無事を祈ったが、懸命の捜索の結果、水深204メートルのところで遺体が見つかったという。
 
 これを受けて、ヤングボーイズは次のような声明を発表している。

「ヤングボーイズは、フロリヤナ・イスマイリが旅立ったという悲しい発表をしなければなりません。私たちは非常に動揺しており、大きなダメージを受けています。フロリヤナへの感謝を、ずっと忘れません」

 チームメイトやスタッフたちは、肩を組んでハート型の人文字を作る動画をクラブの公式ツイッターで公開。冥福を祈った。

 また、リバプールに所属する同胞のジェルダン・シャキリが、「フロリヤナ・イスマイリが亡くなったことは本当にショックです。家族と近親者にお悔やみ申し上げます」とツイッターに投稿するなど、世界中に悲しみが広がっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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