【ACL採点&寸評|広島】変化なき攻撃で鹿島を崩せるわけがなく、軒並み低調な評価に

2019年06月18日 志水麗鑑(サッカーダイジェスト)

川辺は後半途中にポジションチェンジしたが、効果は薄かった。

【警告】広島=稲垣(82分、86分) 鹿島=なし
【退場】広島=稲垣(86分) 鹿島=なし
【MAN OF THE MATCH】土居聖真(鹿島)

[ACLラウンド16]鹿島1-0広島/6月18日/カシマ
 
【チーム採点・寸評】
広島 5
一瞬の隙を突かれて前半の内に失点。ボールを持たされても、一定のリズムで進む攻撃に得点の匂いはなく、成す術がないまま敗れた。
 
【広島|採点・寸評】
GK
34 中林洋次 5
失点シーンはクロスの軌道が変わり、反応が遅れたか。とはいえ、思い切りよく飛び出し、パンチングはしたかった。後半開始早々と、61分のミドルは難なく防いだ。
 
DF
2 野上結貴 5.5
24分、左サイドを突破されそうになったが、最後の最後で足を伸ばした。だが、ブロックしきれず、不運にもリフレクトしたボールが失点につながってしまった。
 
5 吉野恭平 5
エアバトルで勝ち切れず、不安定な守備が何度か目についた。24分には、クロスの軌道が変わったとはいえ、自身のマーカーを捕まえきれずに失点を許した。
 
19 佐々木翔 5.5
味方とタイミングが合わなかったり、敵のハイプレスを受けた影響もあり、パスミスが散見された。高い位置取りでの攻撃参加は称えたい。
 
MF
40 川辺 駿 5(74分OUT)
守備で奮闘していたかもしれないが、失点直前のシーンは相手のドリブルに振り切られた印象。後半途中にシャドーへ移ってからも、チャンスに絡めず。
 
15 稲垣 祥 5.5
マーカーへの激しいチェイシングは素晴らしく、中盤で身体も張った。だが、レオ・シルバとのマッチアップでは敵のボールスキルに翻弄されたか。
 
27 清水航平 5(79分OUT)
不用意なパスミスからピンチを招く場面もしばしばあった。球際でもあまり勝てず、低調なパフォーマンス。いくつか上げたクロスもチャンスにつながらなかった。
 
18 柏 好文 5
ドリブルで仕掛けた回数が少なく、クロスからチャンスを演出したのも数える程度。持ち味を発揮しきれなかった。

次ページD・ヴィエイラはポストプレーが光ったが…

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