【J1採点&寸評】川崎1-1札幌|PK阻止などビッグセーブ連発の札幌守護神がMOM!「チームとして大きな成功」と胸を張ったのは?

2019年06月15日 いしかわ ごう

川崎――代表帰りの守田は丁寧な配給とタイミングのいい攻撃参加が光る

【警告】川崎=知念(36分)、谷口(73分)、ジェジエウ(82分) 札幌=福森(45+1分)、金子(85分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】ク・ソンユン(札幌)

 [J1リーグ15節]川崎1-1札幌/6月14日/等々力
 
【チーム採点・寸評】
川崎 6
前半は2トップが機能せず、L・ダミアンのPK失敗など攻撃が停滞。後半に、シュート15本を放つ猛反撃を見せるも、逆転には至らず。複数得点を奪えない課題が残った。

 
【川崎|採点・寸評】
GK
1 チョン・ソンリョン 6
被シュート3本とセービング機会が少なかった。失点はPKによるもので、責任を問うのは酷。後半は、素早い配給で攻撃のテンポを上げた。
 
DF
7 車屋紳太郎 6
前節に引き続き、右SBで先発。後半は本来の左SBにシフトチェンジし、水を得た魚のように攻守両面で躍動した。
 
4 ジェジエウ 5.5
前半はジェイのポストワークに後手を踏み、PKも与えてしまうなど苦戦を強いられた。ただ後半は立て直し、相手攻撃陣に隙を与えなかった。
 
5 谷口彰悟 6
PKによる失点はあったが、試合全体を通じて守備陣を的確に統率。リスクマネジメントも怠らず、後半は被シュート0に抑えた。
 
2 登里享平 6.5
前半に停滞気味だった右サイドの攻撃を活性化。家長との縦関係によるコンビネーションを築きながら、巧みなクサビで攻撃のスイッチを入れ続けた。
 
MF
6 守田英正 6.5(86分OUT)
中盤の底から丁寧な配給を続け、前後半ともに決定機を演出。自らも顔を出すなど攻撃参加のタイミングも的確だった。
 
10 大島僚太 6
普段通りに中盤を牽引したが、決定機につながりそうな場面でのパスミスも散見された。セットプレーのキッカーも珍しく担った。
 

次ページ川崎――前半の攻撃が機能せず、後半に巻き返すも勝ち越しまでは…

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