【J1展望】浦和×鳥栖|大槻体制で巻き返しなるか?橋岡、ナバウトが戦列復帰、代表離脱の槙野も問題なし

2019年06月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

浦和――大槻監督の采配は?ACLをにらんだ起用もあるか

故障者/浦和=柏木、ファブリシオ、阿部 鳥栖=石川、藤田
出場停止/浦和=なし 鳥栖=なし

J1リーグ15
浦和レッズ-サガン鳥栖
6月15日(土)/19:00/埼玉スタジアム2002
 
浦和レッズ
今季成績(14節終了時):10位 勝点18 5勝3分6敗 11得点・18失点
 
【最新チーム事情】
●準備期間を経て大槻監督の2試合目。
●槙野や橋岡、ナバウトは出場に問題なし。
●カギは攻守の連動性と「スイッチ」。
●ACLをにらんだ起用もあるか。
 
【担当記者の視点】
 前節の川崎戦から大槻監督にスイッチしての2試合目。代表活動期間にユースチームとのトレーニングマッチなど、戦術的な上積みを目指したトレーニングを積んだ。
 
 朗報は橋岡とナバウトがユースとのゲームでプレーし、日本代表を離脱した槙野も全体練習に通常通り合流していること。手術から復帰途上の柏木のほか、ファブリシオと阿部は別メニュー調整が続くが、陣容は整ってきた。
 
 大槻サッカーの特色を宇賀神は「攻守に連動すること。どちらの場面も、ひとつのスイッチに複数人が絡んでいく」と話す。前線のコンビネーションにはペトロヴィッチ監督時代の名残も見え、中央での工夫ある突破には期待がある。一方、守備面で長澤は「フィールドの10人が意図した形でプレッシャーを掛ける」と、コンセプトを話した。
 
 鳥栖戦を終えると中3日でACLラウンド16の蔚山現代戦が控える。最終ラインの鈴木や岩波、中盤から前線では柴戸、マルティノス、ナバウトといった面々も日程を加味すればスタメン起用の可能性がありそうだ。
 

次ページ鳥栖――連勝は止まったが勢いは持続

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事