【日本1-1エクアドル|採点&寸評】幸運の勝点1。走れない伊藤に最低点、不完全燃焼の印象が残った

2019年05月24日 志水麗鑑(サッカーダイジェスト)

若原はPKをビッグセーブしたが…

【警告】日本=伊藤(30分)、山田(43分)、菅原(78分) エクアドル=なし
【退場】日本=なし エクアドル=なし
【MAN OF THE MATCH】山田康太(日本)

[U-20ワールドカップ グループB]U-20日本 1-1 U-20エクアドル/5月23日/ブィドゴシュチスタジアム
 
【日本代表・総評】
5.5
前からプレスに行かずに守備ブロックを敷いて我慢勝負に出たが、前半に失点。相手のミスもあって同点に追いついて引き分けた。評価できるのは勝点1くらいで、受け身に出て不完全燃焼の印象が残った。
 
【個人採点・寸評】
GK
1 若原智哉 5.5
44分、FKで飛び出してパンチングをしたものの、味方の田川に当ててしまって失点。弾く方向の判断が悪かった。ただ、61分でPKをセーブしたのは称えたい。
 
DF
5 菅原由勢 6
自身のサイドを攻め込まれることも多かったが、落ち着いて対応。17分にはオーバーラップから田川のチャンスを演出するなど、機を見た攻撃参加も良かった。
4 瀬古歩夢 6
カンパーナを軸に押し込まれるも、ゴール前で身体を張った。1対1の対応も的確で、シュートブロックも素晴らしかった。
 
3 小林友希 5.5
ボールを奪いに行って取り切れなったり、クリアがあいまいな場面がしばしば。決定的なピンチにつながらなかったとはいえ、球際の攻防で後手に回った印象だ。
 
2 東 俊希 5.5
得意の攻め上がりはあまり見せられず、守勢に回る苦しい時間が長かった。相手に食らいついて奮闘したが、身体能力で分が悪かったか。

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