英国人記者に直撃!「三國ケネディエブスには非常に興味をそそられる」

2019年05月23日 志水麗鑑(サッカーダイジェスト)

「ここで素晴らしい経験を積めば、成長できるだろう」

長身プレーヤーの三國は今大会でどのように起用されるのか。英国人記者も注目する逸材に期待が懸かる。(C)SOCCER DIGEST

 いよいよ開幕が迫るU-20ワールドカップに向け、日本は影山雅永監督とキャプテンの齊藤未月が前日会見に臨んだ。
 
 会見では外国人記者が齊藤に対して質問。初めに「英語が上手みたいですね。英語で聞いてもいいですか?」と言うなど、日本について下調べをしてきている様子だった。そこで、日本チームの話を聞くために外国人記者を直撃した。
 
 名前はジョン・アンデルソン。英国人記者で、まずは日本のメンバーリストを見せてみた。ただ、すでに自前のものを持ち合わせており、さらには選手ごとに詳細な情報もメモしてある。そんな彼に日本の印象を聞いたら、ひとりの選手に着目した。
 
「三國ケネディエブスは非常に興味をそそられる選手だね。良い経験を積めば、優秀なキャプテンになれる素質を持っている。今回のメンバーのなかでも若いほうの選手で、ナイジェリアと日本のハーフという非常に興味深いバックグラウンドを持っている。まだ18歳と若いので、ここで素晴らしい経験を積めば、成長できるだろう」
 
 どうやら記者の彼は、ナイジェリア人の父と日本人の母の間に生まれた三國に、興味を持った様子だった。
 
 今大会のメンバーで、192センチの三國はフィールドプレーヤーの最長身。主戦場はCBだが、「(監督から)もしかしたら前もやる可能性はあるかもしれないという話はされました。パワープレーとして。ヘディングで競り勝てみたいな、そういう話をしました」と述べており、大柄な体格を活かしたパワープレーの戦力としても計算されている。
 
 英国人記者も注目する三國は、今大会での活躍をステップにさらなる成長を実現できるか。長身プレーヤーのパフォーマンスに注目だ。
 
取材・文●志水麗鑑(サッカーダイジェスト編集部)
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