「このまま無敗でリーグを終えましょう!」鮮烈決勝弾の久保建英、サポーターの煽りも100点満点

2019年05月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

会心の決勝点は「気が付いたら入っていました」

決勝点を挙げた久保は、試合後にもチョコレートプラネットとともにスタンドを盛り上げた。(C)SOCCER DIGEST

[J1リーグ11節]FC東京1-0磐田/5月12日(日)/味スタ
 
 FC東京の久保建英が大仕事をやってのけた。
 
 ジュビロ磐田をホームに迎えたJ1リーグ11節、0-0で迎えた84分に17歳の俊英が眩い輝きを放つ。左CKから太田宏介がクロスを上げると、矢島輝一がヘッドで合わせる。これはDFにクリアされたが、こぼれ球に反応した久保がコンパクトに左足を振り抜き、コントロールしたボレーシュートを右サイドネットに突き刺したのだ。
 
 試合後のヒーローインタビューに登場した久保は、「終盤まで0-0で、今日もこのまま終わってしまうのかなと思っていましたが、誰かが何とかしなければならなかったので、それが自分だったのが嬉しく思います」と喜びを表現し、ゴールシーンについては「CKのこぼれ球だと思いますが、ちょうどよいボールが来て、あとはあんまり覚えていないんですけど、気が付いたら入っていました」と振り返った。

 ゴール後には、ハーフタイムイベントで会場を盛り上げたお笑いタレント・チョコレートプラネットのギャグ「TT兄弟」を模したゴールパフォーマンスを披露し、会場を盛り上げた。自身のパフォーマンスは、「そこまで自分の中では良くなかった」としたが、「ゴールという形でチームの勝利に貢献できたのがすべてかなと思います」と結果については手応えを得たようだ。
 
 この勝利でFC東京は11戦無敗とし、がっちりと首位をキープ。勝利の立役者は、「このまま無敗で、いつまでもいつまでも無敗でリーグを終えられるように一丸となって頑張りましょう」とサポーターに呼びかけてインタビューを締めた。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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