ゴール直後に「やらなきゃ」と──
TT兄弟(チョコレートプラネット)とTTポーズを決める久保。写真:サッカーダイジェスト
[J1・11節]FC東京1-0磐田/5月12日/味の素スタジアム
引き分け濃厚かとも思われた試合でFC東京に歓喜を呼び込んだのは、久保建英。84分にセットプレーからのこぼれ球を左足でダイレクトに叩き、磐田のGKカミンスキーの堅守を見事に撃ち破ったのだ。
FC東京にとったら美しい、磐田にとったら残酷な一撃を、しかし久保はあまり覚えていないという。コンパクトした振りを意識したものの、「気づいたら入っていた」というのがシュートを決めた直後の心境だった。感覚的に蹴ったらゴールになったということだろうか。
ただ、そんな久保もゴール後のパフォーマンスについては鮮明に覚えていた。磐田のゴールネットを揺さぶったあと、この日ゲストとして来場していたお笑い芸人『チョコレートプラネット』のところまで直線的に走っていき、"TTポーズ"を披露したことについては、FC東京の「広報さんに頼まれてやった」と明言。続けて「これで広報さんの株も上がったのではないでしょうか」と記者団の笑いを誘った。
引き分け濃厚かとも思われた試合でFC東京に歓喜を呼び込んだのは、久保建英。84分にセットプレーからのこぼれ球を左足でダイレクトに叩き、磐田のGKカミンスキーの堅守を見事に撃ち破ったのだ。
FC東京にとったら美しい、磐田にとったら残酷な一撃を、しかし久保はあまり覚えていないという。コンパクトした振りを意識したものの、「気づいたら入っていた」というのがシュートを決めた直後の心境だった。感覚的に蹴ったらゴールになったということだろうか。
ただ、そんな久保もゴール後のパフォーマンスについては鮮明に覚えていた。磐田のゴールネットを揺さぶったあと、この日ゲストとして来場していたお笑い芸人『チョコレートプラネット』のところまで直線的に走っていき、"TTポーズ"を披露したことについては、FC東京の「広報さんに頼まれてやった」と明言。続けて「これで広報さんの株も上がったのではないでしょうか」と記者団の笑いを誘った。
シュートの時はある意味無心なのに、クラブの広報との約束はきっちり覚えているところが面白い。「決めたあとは一気に記憶がみたいな感じで、『あっ、やんなきゃ』」という感じだったという。
記者席から観る限り、久保の"TTポーズ"はパーフェクト。何度かポーズを決める久保の姿は、実に微笑ましいものだった。
取材・文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)
記者席から観る限り、久保の"TTポーズ"はパーフェクト。何度かポーズを決める久保の姿は、実に微笑ましいものだった。
取材・文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)