バルセロナとスペイン代表で長きに渡り中盤を組んだシャビ（現アル・サード）の引退発表を受け、ヴィッセル神戸のアンドレス・イニエスタが自身のインスタグラムを更新。５歳年上のシャビとの２ショット写真と次のようなメッセージを投稿した。

「ベストパートナー。あなたの傍で成長し、長い間素晴らしい時間を共有できたことは、私のキャリアにおいて特権でした。プロ選手の手本で、サッカーについて教わったことすべてに感謝したい。新しいステージで最高の幸運を！」

　イニエスタがバルサでのトップデビューを果たした2002年から、シャビが退団する15年まで13シーズンに渡ってともにプレーし、「ティキ・タカ」と呼ばれるショートパスを繋ぐスタイルの中心となったふたりのコンビネーションは、文字取り阿吽の呼吸だった。
 

　スペイン代表でも中盤を組み、EURO2008、10年ワールドカップ、EURO2012というメジャー大会３連覇という偉業に貢献。クラブではシャビが６番でイニエスタが８番、代表ではその背番号を入れ替えていたことでも知られている。

　このイニエスタの投稿には、サポーターから次のようなメッセージが送られている。

「世界一のコンビだ」
「サッカー界の２人の天才」
「"シャビエスタ"は永遠に最高のデュオだ！」
「紛れもないレジェンド」
「ティキ・タカの象徴だ」

　指導者への転身を明らかにしたシャビと、「将来は何らかの形でバルサに戻りたい」と公言しているイニエスタ。将来、ふたりが再びタッグを組む機会が訪れる可能性は、少なくない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部