「チームの結果に満足しています」
今季一冠を達成した南野。この試合では途中出場。試合後は喜びと悔しさをにじませた。(C) Getty Images
日本代表FW南野拓実が所属するザルツブルクはオーストリア・カップ決勝でラピド・ウィーンを2-0で下し、2年ぶりの優勝を飾った。
ラピドウィーンはファンの大声援をバックに大一番に挑んだ。ザルツブルクは序盤から積極的な動きを見せるラピド・ウィーンに苦しめられたが、37分に左SBファルカスが先制ゴールをあげると、その2分後にはエースFWムナス・ダブールがヘディングで追加点。一気に試合の流れをつかみ取った。後半も相手の猛反撃を体を張った守備でしのぎ切り、無失点で試合を終えている。
南野は、最近のリーグ戦ではスタメン出場が続いていたが、この日はベンチスタート。
「(先発を)外れる理由は全くないと自分では思ってます。ポジションを争っている選手の数字とか、どれだけやれているかっていうところで、僕が負けているっていうことは全く無い」
試合後にそう自負したが、「しょうがないといえばしょうがない部分もあるんで、そこは気にせず、自分が出て何をすべきかということに集中して、試合に入りました」と監督の決断を受け入れ、試合に臨んだことを明かした。
ラピドウィーンはファンの大声援をバックに大一番に挑んだ。ザルツブルクは序盤から積極的な動きを見せるラピド・ウィーンに苦しめられたが、37分に左SBファルカスが先制ゴールをあげると、その2分後にはエースFWムナス・ダブールがヘディングで追加点。一気に試合の流れをつかみ取った。後半も相手の猛反撃を体を張った守備でしのぎ切り、無失点で試合を終えている。
南野は、最近のリーグ戦ではスタメン出場が続いていたが、この日はベンチスタート。
「(先発を)外れる理由は全くないと自分では思ってます。ポジションを争っている選手の数字とか、どれだけやれているかっていうところで、僕が負けているっていうことは全く無い」
試合後にそう自負したが、「しょうがないといえばしょうがない部分もあるんで、そこは気にせず、自分が出て何をすべきかということに集中して、試合に入りました」と監督の決断を受け入れ、試合に臨んだことを明かした。
南野は67分にハネス・ヴォルフと交代で出場。トップ下に入った。
「守備のところで1対1を負けないことを監督も言っていた。入ってから(84分に味方で)ひとりレッドカードで退場者が出て、少し守備の時間が長い時間帯がありましたが、それはそれで割り切って、やれることはやり切ったんじゃないかなと思います」
今季ひとつ目のタイトル獲得には「自分たちが一番欲しかったもののひとつ。非常にうれしいですし、チームの結果に満足しています」と素直に喜んだ。ただ、自身の正直な感情として悔しさとうれしさの割合は「ちょうど半分半分くらいです。複雑な気持ち。でも、チームが勝ったから良かったです」とも話していた。
南野の視線の先には、次のリーグ戦がある。日曜日のオーストリア・ウィーン戦で勝利すればリーグ優勝が決まる。「(優勝が)決まってしまえば、緊張感がある試合は無くなってくるので、しっかり週末の試合に備えたいと思います」と言葉に力を込めた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部