絶好調ベンゼマが歴史に残る大記録を達成!C・ロナウドも成しえなかった117年のクラブ史で初の偉業とは?

2019年04月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

ジダン復帰後は6戦8発

 4月21日(現地時間)に開催されたラ・リーガ33節で、アスレティック・ビルバオをホームに迎えたレアル・マドリーは、3-0の快勝を飾った。

 その立役者となったのが、カリム・ベンゼマだ。

 47分にマルコ・アセンシオのクロスにドンピシャのヘッドで合わせて先制すると、76分には、ルカ・モドリッチのCKにまたしても頭で合わせて追加点。さらに、90分には飛び出してきた相手GKを嘲笑うかのようにエリアの外からネットを揺らし、ハットトリックを達成している。

 ベンゼマは3-2で勝った29節のウエスカ戦で、終了間際に決勝点となるゴールを挙げると、30節のバレンシア戦(1-2)で1ゴール、31節のエイバル戦(2-1)で2ゴール、32節のレガネス戦(1-1)で1ゴール、そして前述のA・ビルバオ戦で3ゴールと、チームの8ゴールを連続して決めたのだ。

 英国紙『SUN』などによると、これは117年のクラブの歴史の中で初の快挙で、あのクリスチアーノ・ロナウドさえも達成できなかったという。

 まさに絶好調のフランス人ストライカーは、ジネディーヌ・ジダン監督就任後、6試合で8ゴール、チーム総得点(12点)の3分の2を奪っている。
 
 そのフランス人指揮官も、同胞のストライカーの活躍に目を細める。

「私がクラブに復帰して以降、以前より良くなっている。これで8ゴール目だ。私にとっては最高の9番だ。でも、この活躍に驚いてはいない。このぐらいはできる選手だと分かっていたからね」

 昨シーズンは5ゴールに終わるなど、これまで事あるごとに「決定力不足」という批判を浴びてきたベンゼマ。この活躍ぶりなら、もう文句を言われる心配はないだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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