「あ~、やっちゃってるね!」シティ撃破で大興奮のトッテナム指揮官がまさかの“股間ジェスチャー”を披露!

2019年04月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

同胞の熱き先輩へのオマージュ?

指導キャリアにおけるベストシーズンを送るポチェティーノ監督(中央)。シティ戦勝利の歓喜は控室に戻ってピークに達し……。(C)Getty Images

 あまりの劇的な勝利に、我を忘れたかのような喜びようだ。
 
 水曜日に行なわれたチャンピオンズ・リーグ準々決勝、マンチェスター・シティ対トッテナム・ホットスパー戦の第2レグは、歴史に残る壮絶な撃ち合いとなった。2度に渡るVARジャッジに助けられ(?)、トッテナムは2戦合計4-4で凌ぎ切り、アウェーゴールの差で勝ち上がり。旧チャンピオンズ・カップ時代の1961-62シーズン以来、実に57年ぶりのベスト4進出を果たした。
 
 そのゲーム後、歓喜に沸くトッテナムのロッカールームを映し出したツイッター動画が大きな反響を呼んでいるのだ。先陣を切って戻ってきたのはほかでもない、マウリシオ・ポチェティーノ監督そのひと。なんと雄叫びを上げながら両手を股間に添え、輪っかを作る"あのジェスチャー"を披露したのである。
 
 同じCLのラウンド・オブ16だった。アトレティコ・マドリーがホームでユベントスを下した一戦で、ディエゴ・シメオネ監督が発狂しながら繰り出したジェスチャーだ。「ここにタマがある!」と主張する動きで、熱血監督はアトレティコの選手たちには「根性」「男気」があると示したかったのだろう。シメオネ自身は軽率な行動だったと反省しきりだったが、その後も世界中で物議を醸し、波紋を広げた。

 
 ポチェティーノもシメオネもアルゼンチン出身で、後者がふたつ年上だ。代表チームでは2002年日韓ワールドカップに揃って出場しており、ポチェティーノにとってシメオネは言わば兄貴分。普段は冷静沈着で、ガッツポーズをしてもどこか控えめな指揮官だが、やはりラテンの血が騒いだのか、同胞の先輩のイメージが強く残っていたのか、珍しいパフォーマンスをお披露目するに至った。しかも直後にホワイドボードを何度も激しく叩くなど、いつにない興奮ぶりなのである。
 
 ツイッターの投稿欄にも驚きの反応が続々と寄せられ、「ポチェがあんなにエキサイトしているのを初めて見た!」「あ~、完全にやっちゃってるね!」「流れている血はシメオネと同じなんだな」「キュートじゃないの!」「ドレッシングルームの雰囲気の良さが伝わってくるよ」といった調子だ。
 
 今シーズンでちょうど10年目を迎えた指導キャリア。はたしてポチェティーノはその記念すべき節目の1年をどう締めくくるのか。
 
 CL準決勝、アヤックスとの第1レグは4月30日に開催される。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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