「日本人全員がSTVVを去るかもしれない。すでにひとりは…」ベルギー紙が冨安健洋、鎌田大地らの来夏去就を大胆予測!

2019年04月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

評価を上げ続ける冨安、鎌田、遠藤は来夏にステップアップ移籍?

ベルギーの得点ランキング上位に食い込む鎌田。はたしてフランクフルトに戻るのか、それとも……。(C) Getty Images

 ベルギーリーグはレギュラーシーズンを終え、すでにプレーオフに突入。シント=トロイデン(STVV)はプレーオフ2に参戦中だ。

 プレーオフ2(PO2)は、レギュラーシーズンの7~15位と2部の3チームを加えた計12チームをA、Bのふたつのグループに分け、6チームで総当たり戦を実施。リーグ戦の全日程を終えた後、プレーオフ2Aとプレーオフ2Bの1位同士が対戦し、勝者にはヨーロッパリーグ(EL)予選出場を賭けたプレーオフ1チーム(4位)との対戦権が与えられる。

 ここまで3勝1分けでPO2のAグループ首位に立つSTVV。あと一歩でPO1入り(6位以内)を逃したものの、PO2で順調に勝ち星を積み重ねていることから、ベルギー国内では依然として注目度が高い。とりわけ、定位置を確保している遠藤航、鎌田大地、冨安健洋の3選手への評価は日々高まっている印象だ。

 そんななか、「来夏に日本人選手全員がSTVVを去る可能性がある」とベルギー紙『Het Belang van Limburg』が報じた。

「フランクフルトからのレンタル加入の鎌田、冨安、遠藤については、現在よりも規模の大きなリーグに移籍する可能性が高い。彼らはここ数か月、シュタイエン(STVVのホームスタジアム)で主力として素晴らしい活躍を見せており、いい印象を与えている。

 今冬に加入した木下康介は目立ったパフォーマンスはないが、契約期間が明らかになっていないため、留まるかは不明だ。小池裕太はすでに日本の鹿島アントラーズにレンタルされており、関根貴大は今季を最後にインゴルシュタットへ戻ると自覚しているようだ。

 STVVで十分な注目を集められなかった関根は『STVVに留まれるとは思っていない。自分のパフォーマンスは十分ではなかったし、クラブに戻ると思う』とコメントした」

 また同紙は、主力とされる3人が離脱した場合はSTVVにとっては間違いなく痛手となるため、「STVVは補強に動かざるを得なくなるだろう」とも指摘している。

 日本企業「DMM.com」がオーナーを務めるクラブなだけに、さらなる日本人選手の獲得で彼らの穴を埋める可能性も低くない。去就とともに新戦力の獲得にも注目が集まりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

次ページ【ハイライト動画】STVVがホームで辛勝! PO2首位を守る

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事