「なんてゴージャス!」南野拓実、1G2Aの大活躍! 今季13ゴール目よりも賞賛されたのは…

2019年04月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

1G2Aで決勝進出に貢献!

来季ラ・リーガのセビージャに移籍が決まっているダブールとの好連係から生まれた自身13点目のゴーをゲット。 (C) Getty Images

 森保ジャパンのエースアタッカーが絶好調だ。

 レッドブル・ザルツブルクに所属する南野拓実は、現地時間4月3日に行なわれた、オーストリアの国内カップ準決勝のグラーツアーAK戦に先発出場。1ゴール・2アシストで6-0の大勝に貢献し、チームは決勝に駒を進めている。

 ゴールラッシュの口火を切ったのは、直近のリーグ戦オーストリア・ウィーン戦でも4得点を記録したイスラエル代表FWモアネス・ダブールだった。試合開始早々6分に先制ゴールを決め、チームを勢いづけた。

 その主砲と2トップでコンビを組んだ南野は13分にハネス・ヴォルフからのパスをヒールで返すワンツーでゴールをお膳立てして1アシストを記録。そして、チームが1点を追加した45分、今度はダブールのクロスを南野が頭で合わせてゴール。この得点は、クラブが2005年にレッドブル傘下になってから通算1500点目のメモリアルゴールであり、南野にとっては31日の国内リーグ戦に続く2試合連続弾、そして今季公式戦13点目となった。

 その後、66分にも南野の縦パスからヴォルフが再びネットを揺らし、後半アディショナルタイムにパトソン・ダカが6点目を叩き込んで試合を決めた。

 試合後、地元紙『Krone』は、「誰が勝者なのか、スタジアムでその結論を疑う者は誰もいなかった。ザルツブルクはここまで勝ち上がってきたグラーツアーAKのおとぎ話に終止符を打った」とクラブの力を称えたうえで、南野についてはこう評している。

「ヴォルフのゴールは南野との素晴らしいパートナーシップから生まれた。彼は全体的に攻守に精力的に動いていた。得点シーンでは、素早い動き出しでグラーツアーAKのDFが彼を見失っていたため、南野はダブールからのクロスに合わせるだけだった」

 さらにザルツブルク・サポーターは南野のパフォーマンスについて、ゴールよりもアシストが印象的だったようで、「なんてゴージャスなワンツー!」「ヒールで返すのはとてもオシャレ」「ヴォルフのゴールはタクミとの素晴らしいチームプレー! チームに欠かせないふたりだ」と絶賛の声を寄せた。

 なお、同カップ戦の決勝は5月1日に開催される。そこでザルツブルクは2シーズンぶり6度目の優勝をかけて、ラピド・ウィーンと対戦する。好調を維持している南野のパフォーマンスとともに注目したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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