西大伍が代表への想いと中島翔哉について語る。「彼が入ることで弱くなる部分も…」

2019年03月27日 サッカーダイジェスト編集部

代表での出場は2011年6月以来

攻守で冷静なプレーが光った西は完封勝利に貢献した。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

[キリンチャレンジカップ]日本 1-0 ボリビア/3月26日/ノエビアスタジアム神戸
 
 日本代表は3月26日、ボリビア代表と対戦し、1-0の勝利を挙げた。その試合で西大伍は右サイドバックとしてフル出場を果たした。
 
 西は2017年12月のE―1選手権で日本代表に選ばれていたが、右膝内側側副靭帯断裂のため参加を辞退。代表への合流は14年10月以来で、出場に至っては11年6月のペルー戦にさかのぼる。そのため初めて一緒にプレーする選手が多かったが、西は試合を冷静に振り返る。
 
「僕はいつも通り。誰が周りにいようとも味方と相手をちゃんと見ながらプレーすれば問題はないので」
 

 さらに代表への思いを聞かれると「そりゃ代表に行きたいですけど。人(監督)が選ぶので。僕は常に準備はしておきます。前(前回出場のペルー戦)は前半で交代になったので、今日は(フル出場できて)良かったかなと」と答えた。
 
 一方で得点を挙げた中島翔哉についても語ってくれた。
 
「彼(中島)が入ることで弱くなる部分もあるから。そこは考えながら周りがやるべきというか。やっぱり(ボールを)取られて入れ替わる部分もあったので」
 
 もちろん西は中島の才能を認めていた。ただ31歳のベテランはチーム、仲間のこと客観的に見ることを忘れない。今後、西が代表に定着できるか、そして中島をはじめとする若手にもたらす効果に注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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