【ACL採点&寸評】川崎 1-0 シドニーFC|齋藤が大仕事! L・ダミアン&小林の2トップは機能せずも川崎が今大会初勝利

2019年03月13日 本田健介(サッカーダイジェスト)

川崎――守備陣は最後まで集中して無失点に抑える

【警告】川崎=なし シドニーFC=なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】齋藤 学(川崎)

[ACL グループステージ第2戦]川崎1-0シドニーFC/3月13日/等々力陸上競技場
 
【チーム採点・寸評】
川崎 6
前半は拙い出来。それでも終盤に齋藤が値千金の決勝弾! 守備陣も奮闘し、今大会初勝利を掴んだ。内容は褒められるものではなかったが、しっかり勝ち切った点は評価できる。

【採点・寸評】
 GK
1 チョン・ソンリョン 6
チームの調子がなかなか上がらないなか、集中してゴールマウスを守った。安定したセービングで勝利に寄与。
 
DF
2 登里享平 6
一列前の長谷川と連係しながら左サイドを崩しにかかった。緩急をつけたドリブルで相手DFを翻弄したが、ゴールには結びつけられず。
 
3 奈良竜樹 6
前線でのボールロストが少なくなったなか、相手のカウンターをケア。激しいディフェンスでボールを奪った。
 
5 谷口彰悟 6
声を張り上げながら最終ラインをコントロール。トラップミスでヒヤッとさせるシーンもあったが、最後までゴールを許さなかった。
 
6 守田英正 5.560OUT
右SBとして先発。ディフェンス面では相手に自由を与えなかったが、攻撃面での貢献は今ひとつ。ボールを思うように呼び込めなかった。

MF
14 中村憲剛 6
正確なパスで前線サポートしただけでなく、相手のクロスをゴール前でカットするなどボランチとして攻守に働いた。疲れからか後半はプレー精度を欠く場面もあったが、83分には齋藤のゴールをお膳立てした。
 
16 長谷川竜也 6.5(80OUT
キレキレのドリブルで相手陣内を進攻。調子の良さを感じさせた。欲を言えばクロスの質を上げたかった。65分の決定機はモノにできずも、印象に残るパフォーマンスではあった。
 
 

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