【J1採点&寸評】磐田1-2大分|ふたりの点取り屋がアウェー連勝に導く! 後半シュート0の磐田は、一発退場が響く結果に…

2019年03月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

磐田――一発退場の大南には厳しい採点…

【警告】磐田=ムサエフ(90+5分) 大分=鈴木(62分)
【退場】磐田=大南(30分)
【MAN OF THE MATCH】後藤優介(大分)

[J1リーグ3節]磐田1-2大分/3月9日/ヤマハ
 
【チーム採点・寸評】
磐田 5
立ち上がりは攻勢に出たが、帰陣は遅れがち。大南の一発レッドもカウンターへの対応が出遅れたため。アダイウトンのスーパーゴールで1点を返したが、守備は全体的に後手に回り、また中に絞っているために相手のサイドアタッカーをフリーに。各々はファイトするも、攻守ともにバランス、連携が悪く形が見えず、後半はシュート0。相手クロス2本で仕留められ初勝利ならず。
 
【磐田|採点・寸評】
GK
  1. カミンスキー 5.5
クロスやスルーパスへの反応素早く出来は悪くなかった。だが、ディフェンスラインの背後を突く相手の鋭いクロスとランに対応できなかった。
 
DF
4 新里 亮 5.5
守備全体のバランス悪く、相手のサイド攻撃や中央から裏に走り込む選手への対応が遅れがちに。左SBを押し出し、終盤は前線に残りパワープレーを試みるも実らず。
 
5 大南拓磨 4.5
背後のケアを怠り、相手カウンターからピンチを招いた。序盤の先制された場面も、33分の一発レッドを受けた場面も藤本の動きに反応できず出遅れた。
 
24 小川大貴  5
大分のサイド攻撃の力と連携した守備に存在を消された。ボールサイドに寄ってしまい、マークすべき選手を離して決勝点を決められた。
 
MF
14 松本昌也 5 
序盤と終盤は前線で攻撃に絡むが、小川大同様に攻撃で存在感がない時間が長かった。相手サイドへのプレスも甘く、チャンスを作られた。
 
8 ムサエフ 5.5
足を止めずボールを追うもバタつきスペースを与えた印象。得点はムサエフの攻め上がりとショートパスの組み立てから。
 
19 山田大記 5.5 
狙いのあるパスも受け手が動き出していないなど空回り気味。プレーの質は高いが連携なくパスがひっかかる場面も。孤軍奮闘の印象。
 
15 アダイウトン 5.5(83分OUT)
同点弾はスーパーゴール。しかしスペースを消され、裏に抜け出す回数もわずか。肉弾戦で勝負したが、ゴール以外に決定的なチャンスは生み出せず。
 

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