【J1採点&寸評】浦和0-2札幌|2ゴールの鈴木武蔵が文句なしのMOM!浦和はマウリシオ、杉本を厳しく評価

2019年03月02日 轡田哲朗

浦和――2失点目に直結するミスを犯したマウリシオは…

【警告】浦和=岩波(80分)、マルティノス(85分) 札幌=A・ロペス(36分)、進藤(88分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】鈴木武蔵(札幌)

 [J1リーグ2節]浦和0-2札幌/3月2日/埼玉
 
【チーム採点・寸評】
浦和 4.5
パスワークを武器とする元指揮官のチームに対してプレスが機能不全。特に前半は良いところなく2失点でゲームの行方を決められた。
 
【浦和|採点・寸評】
GK
1 西川周作 5.5
1失点目は手に当てているだけに「あれを何とかしないと」と反省。とはいえ、崩し切られての失点であり、好セーブも数本あった。
 
DF
31 岩波拓也 4.5
開始2分の失点は完全に鈴木に裏を取られ、ゲーム展開を苦しいものにしてしまった。逆サイドへのフィードも意思疎通を欠いた。
 
2 マウリシオ 4.5
2失点目は自身の縦パスを引っ掛けられ、そのまま裏を突かれて独走された。ゲームに与えた影響の大きいミスだった。
 

5 槙野智章 5
前線で規制を掛け切れない中で劣勢のマッチアップを強いられた。それでも、ハッキリした1対1の対峙からシュートに持ち込まれた場面もあった。
 
MF
3 宇賀神友弥 5
杉本のいた前半、早めのクロスを上げる意思は見られ、興梠に合わせたボールはあった。一方でサイド攻撃の起点になるプレーは多くなかった。
 
8 エヴェルトン 5.5
アンカーに入った前半は指揮官が「前半は彼に多くのことが圧し掛かった」と表現。交代で一列前に出てからは好プレーが増えた。
 
7 長澤和輝 5(60OUT
サイドに開いてビルドアップを助けるも、その先の展開が効果的にならず。得意の球際の強さを生かす前にパスワークで外された。
 

次ページ浦和――杉本の動きの悪さを指揮官も指摘

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事