【J1採点&寸評】広島0-0磐田|パトリックを封殺した東京五輪世代CBがMOM!ビッグセーブの大迫も高評価

2019年03月02日 志水麗鑑(サッカーダイジェスト)

広島――大迫がビッグセーブでチームを救う

【警告】広島=なし 磐田=なし
【退場】広島=なし 磐田=なし
【MAN OF THE MATCH】大南拓磨(磐田)

[J1リーグ2節]広島0-0磐田/3月1日/Eスタ
 
【チーム採点・寸評】
広島 5
相手の守備を崩すドリブルも、効果的なクロスも乏しい。流動的なポジションの入れ替えも少なく、パスワークでもゴールに迫れない。評価できるのは勝点1の獲得くらいだ。
 
【広島|採点・寸評】
GK
38 大迫敬介 6.5
試合終了間際、荒木のドリブルシュートがディフレクトしたが、素早く反応してビッグセーブ。ビルドアップのもたつきは気になったものの、上々の活躍だった。
 
DF
2 野上結貴 6
エアバトルで強さを見せつけ、地上戦でも目立ったピンチを作らせなかった。ディフェンスは安定感があった。
 
5 吉野恭平 5.5
8分に不用意なファウルで警告。その後もGKとの連係ミスでヒヤっとする場面もあった。川又への対応もラフ気味で危なっかしい。
 
19 佐々木翔 6
出足の鋭いインターセプトはさすがのクオリティだ。それだけに、その後はもっとアグレッシブに攻撃参加しても良かったか。

MF
40 川辺 駿 5.5
ボランチでボールを受けても、何度か相手にパスを引っかけてしまっていた。ただ、攻守の切り替えや空中戦など最低限のディフェンスはこなした。
 
17 松本泰志 5.5
細かく近くの見方とパス交換をしながら、中盤でゲームメイクした。しかし、スルーパスなどゴールに直結するプレーは少なかったのが残念だ。

3 エミル・サロモンソン 5.5
惜しくも味方と合わなかったが、試合終盤の攻め上がりとクロスはクオリティの高さを感じさせた。試合を通して、その回数をもっと増やしたかったが。
 
18 柏 好文 5(84分OUT)
チャンスに繋がったクロスは少なく、ドリブル突破をできたのも数える程度。強みを消され、存在感は薄かった。

次ページ広島――パトリックはノーゴールに終わる

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事