メッシと握手も…ミッキーマウスの登場にセビージャが不満な理由とは?

2019年02月24日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

ラ・リーガにイベントの中止を求めたが…

絶大な人気を誇る“ミッキー”も、この日ばかりは場違いだった!?(C)Getty Images

 現地時間2月23日に開催されたラ・リーガ25節のセビージャ対バルセロナ戦のキックオフ前に、世界的に有名なゲストが登場した。

 選手の入場が終ったタイミングで、突然ミッキーマウスが姿を現わしたのだ。手を振りながらピッチにやって来た"ミッキー"は、両チームの主将であるリオネル・メッシとヘスス・ナバスや審判団と握手を交わし、子どもたちが行なうキックインイベントを盛り上げた。

 ただ、ディズニーのプロモーションの一環だったこのイベントに、セビージャは不満を持っているという。スペイン紙『Marca』が伝えている。
 
 試合前日に2000年から2年間に渡って会長を務めたロベルト・アレスが亡くなったため、セビージャは追悼セレモニーを行なうことを決定。予め決まっていたとはいえ、ミッキーマウスの登場はその場にそぐわないと考え、キックインイベントを中止にするか、選手が入場する前に終わらせてほしい、とラ・リーガに訴えた。

 しかし、ラ・リーガはこの要求を拒否。当初の予定通り選手が入場してからミッキーマウスが登場し、アレス会長を弔うセレモニーは、その後に粛々と行なわれた。

 試合は、元会長に白星を捧げようとバルサから二度のリードを奪うも、メッシにハットトリックを食らって2-4で敗北。ヘタフェに抜かれてチャンピオンズ・リーグ出場圏外となる5位に転落し、何ともすっきりしない一日となってしまった。

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