「日本の新たな時代を築く」FIFA公式サイトが日本代表の”新BIG3”に南野、堂安、冨安をピックアップ!!

2019年02月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

アジアカップでFIFAランク急上昇! その推進力となったのは…

アジアカップのサウジアラビア戦で決勝点を上げた冨安、決勝でカタールに一矢を報いた南野、そして大会を通じて2ゴールを挙げた堂安。三者とも、日本が決勝まで昇りつめる原動力となった。(C)SOCCER DIGEST

 FIFA(国際サッカー連盟)が2月7日、最新の世界ランキング(男子)を発表。前回まで50位だった日本は、27位へと一気にジャンプアップを果たした。日本が20位台にランクされたのは、2013年4月以来のことだ。

 この結果を受けてか、FIFA公式サイトは、ランキングで大躍進を遂げた日本代表について特集を組んでいる。

「アジアカップの6か月前、ロシア・ワールドカップでベスト16に進出したにもかかわらず、森保一監督は新たなチームを作り上げた。W杯に参加した香川真司、岡崎慎司、川島永嗣、長谷部誠、本田圭佑らが日本代表から姿を消した新チームは、アジアカップを経て、FIFAランキングで2014年以来最高の順位を記録している」と評し、生まれ変わったサムライブルーを好意的に受け止めている。

 そして、「日本で新たな時代を築くであろう3人の選手と彼らの背景を紹介しよう」と綴り、堂安律、冨安健洋、南野拓実の名前を挙げた。

 記事中ではまず最初に、堂安についてこのように紹介されている。

「攻撃的MFの20歳。オランダのフローニンヘンに所属している。2016年にU-19アジア選手権で優勝した際、MVPに選ばれたにもかかわらず、彼自身は自分のパフォーマンスに満足していた様子はなかった。2017年に韓国で行なわれ、日本がベスト16に進出したU-20ワールドカップでも、堂安は3ゴールを記録している。

 日本代表が彼を迎え入れる"約束の時"は、活躍の場をオランダのフローニンヘンに移したのちに実現した。満を持してフル代表の一員として参加したアジアカップでは、2ゴールを記録。疑うべくもないテクニックと攻撃のクリエイティビティー。それは経験と努力の積み重ねによって昇華され、今後の日本代表において間違いなく中心的存在になるはずだ」

 続いて紹介されているのは、同じ20歳の冨安だ。

「20歳のDF。ベルギーのシント=トロイデンでプレーしている。彼は森保が率いるサムライブルーで爆発的な要素を持っているわけではないが、アラブ首長国連邦(UAE)の大会では、日本代表が決勝に進むための大いなる力となった。トルクメニスタンを3-2で下した後、冨安は吉田麻也と素晴らしいパートナーシップを組み、チームを決勝まで押し上げている。

 冨安はかつて、堂安と共に韓国でのU-20ワールドカップに出場し、南アフリカ戦でオウンゴールを記録していた。だが、不名誉な記録は今年1月に塗り替えられ、新たにヘディングのゴールホルダーとなった。サウジアラビア戦で見せた1点はベスト8にチームを押し上げ、ピッチの端から端まで存在感を見せつけることに成功したのだ」

次ページ南野については「イランとの準決勝で本領発揮」

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