【ゼロックス杯|採点&寸評】川崎 1-0 浦和|新助っ人L・ダミアンが上々のデビュー!リーグ王者・川崎が見事な仕上がりを見せる

2019年02月16日 サッカーダイジェスト編集部

川崎――大島、守田のボランチは高い働き

【警告】川崎=L・ダミアン(27分)、谷口(66分) 浦和=槙野(34分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】レアンドロ・ダミアン(川崎)

[富士ゼロックス・スーパーカップ]川崎 1-0 浦和/2月16日/埼玉スタジアム2002
 
【チーム採点・寸評】
川崎 7
上々の仕上がり。落ち着いてボールを回しながら、相手の穴を見つけて的確に攻める姿には王者の風格が感じられた。鬼木監督が求める攻守の切り替えのスピードも抜群で、新助っ人のL・ダミアン、マギーニョの働きも収穫と言えた。もっとも終盤は失速した。

【川崎|採点・寸評】
 GK
1 チョン・ソンリョン 6
危ないシーンは前半に長澤に打たれたミドルくらいで、冷静にゴールを守った。ハイボールの処理も安定していた。
 
DF
26 マギーニョ 6.5(70分OUT)
エウシーニョの後釜として加入した新SBは、序盤こそ低い位置を取ったが、20分過ぎあたりから自慢の攻撃力を発揮。テクニカルなドリブル突破で攻撃の推進役となった。
 
3 奈良竜樹 6
CBで組んだ谷口と協力してゴール前に固い壁を築く。ハイボールの競り合いでも簡単に負けなかった。
 

5 谷口彰悟 6.5
守備リーダーは落ち着いて最終ラインをコントロール。縦パスの精度も高く、攻撃をサポートした。ただ66分にイエローカードを受けたシーンは不用意だった。
 
7 車屋紳太郎 6
欲を言えばもう少し攻撃に絡みたかったが、マッチアップした橋岡に良い形でクロスを上げさせず。守備で穴を空けなかった。

MF
6 守田英正 6.5(79分OUT)
ボールを奪ってから一気にゴール前に走り込んでシュートを放った15分のシーンに象徴されるように、バイタリティ溢れる動きで周囲を活性化。チームの"エンジン"と言える働きぶりだった。
 
10 大島僚太 6.5
この日はどちらかと言うと黒子役になったが、高い守備意識と素早いパスでチームをよく支えた。攻守に欠かせない存在だった。後半アディショナルタイムには相手のクロスをスライディングでクリアした。

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