メッシやスアレス、カバーニなど超豪華!“最強世代”の「1987年生まれ」でベスト11を組むと?

2019年02月06日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

“南米4トップ”は破壊力抜群だ

『ワールドサッカーダイジェスト』誌が選んだ1987年生まれのベスト11。(C)Getty Images

 生まれ年ごとにベスト11を選んで「最強世代」を見つけ出すのが、『ワールドサッカーダイジェスト』誌で好評連載中の「年代別ベスト11」だ。

 その5回目は、トップランナーのリオネル・メッシをはじめ、ワールドクラスが居並ぶ「1987年生まれ」でメンバーを組んだ。

 とりわけ豪華なのがアタッカーだ。

 言わずと知れた世界最高峰のメッシを筆頭に、ルイス・スアレスとエディンソン・カバーニのウルグアイ代表コンビ、かつてレアル・マドリーでCFの定位置を争ったゴンサロ・イグアインとカリム・ベンゼマなどワールドクラスがずらりと揃う。

 ストライカーが豊富なため、サイドでも機能するカバーニをメッシとともにウイングに置き、スアレスとイグアインをCFに。この"南米4トップ"は破壊力抜群だ。ベンゼマは惜しくも選外とした。
 
 SBが人材不足だった最終ラインは3バックを採用し、世界トップクラスのジェラール・ピケとレオナルド・ボヌッチに、ダビド・ルイスを加えた。いずれも守備の強さとフィード能力を兼備した名DFだ。その後方では、イングランド代表で75キャップのジョー・ハートがゴールマウスを守る。

 中盤にも百戦錬磨の名手が揃う。ともにドイツ、スペイン、イタリアでプレーし、攻守両面で貢献するアルトゥーロ・ビダルとサミ・ケディラをインサイドハーフに置き、セスク・ファブレガスをアンカーで起用。衰えもあり、最近では存在感が薄くなりつつあるセスクだが、全盛期を考えれば選出に値するだろう。

 3-4-4といびつなシステムながら、個の能力の高さは圧倒的で、これまで紹介してきたどの年代をも凌駕する。文句なしのSS評価だ。

総合評価「SS」(SS、S、A、B、C、Dの6段階)

●1987年生まれのベスト11●
【GK】 
ジョー・ハート
代表:イングランド代表
現所属クラブ:バーンリー

【DF】
ジェラール・ピケ
代表:元スペイン代表
現所属クラブ:バルセロナ

レオナルド・ボヌッチ
代表:イタリア代表
現所属クラブ:ユベントス

ダビド・ルイス
代表:ブラジル代表
現所属クラブ:チェルシー

【MF】
セスク・ファブレガス
代表:スペイン代表
現所属クラブ:モナコ

アルトゥーロ・ビダル
代表:チリ代表
現所属クラブ:バルセロナ

サミ・ケディラ
代表:ドイツ代表
現所属クラブ:ユベントス

【FW】
エディンソン・カバーニ
代表:ウルグアイ代表
現所属クラブ:パリ・サンジェルマン

ルイス・スアレス
代表:ウルグアイ代表
現所属クラブ:バルセロナ

ゴンサロ・イグアイン
代表:アルゼンチン代表
現所属クラブ:チェルシー

リオネル・メッシ
代表:アルゼンチン代表
現所属クラブ:バルセロナ

※『ワールドサッカーダイジェスト』2019年1月3日号より転載
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