「最高」「初めて見た」「プロになって戻りたい」日本人高校生がイングランド代表合宿地に感嘆!

2019年02月05日 白鳥大知(ワールドサッカーダイジェスト)

まさにワールドクラスのトレーニングセンターだ。

セントジョージズパークの屋内グラウンド。(C)NIKE

「NIKE NEXT HERO プロジェクト」と銘打たれた高円宮杯U-18サッカープレミアリーグ2018の選抜チームが、1月28日から2月3日のイングランド遠征を終えた。
 
 遠征拠点となったのが、イギリスの首都ロンドンから北西約230キロの位置にある『セントジョージズパーク』だ。FA(イングランド・サッカー協会)が所有する最新鋭のトレーニングセンターで、ユースからのA代表までイングランド代表のナショナルトレーニングセンターとなっており、バルセロナやチェルシーなど国内外のプロクラブも合宿地として使用する。
 
 広大な敷地内には、ウェンブリー・スタジアムの芝をレプリカしたピッチをはじめ、複数の天然芝グランド、フルサイズの屋内グラウンド、フットサルコート、更衣室、スポーツ医学センター、ジムやプール、ミーティングルーム、そして5つ星のヒルトン・ホテルなどが揃う、まさにワールドクラスの施設だ。
 
 ここでトレーニング(FAコーチの指導も)や試合(現地のプロ:ダイレクト・アカデミーを8-1で撃破)に励んだ日本の高校生たちも、感嘆の声を隠せなかった。
 
「最高でした! サッカーに集中するには最高の環境だと思います」
 
「屋内のフルサイズコートは初めてで、ビックリしました。半端ないです」
 
「あんなにボールが蹴りやすい人工芝は初体験でした」
 
「天然芝はすごく深くて緩いんです。こっちの選手はあんな環境で踏ん張っているんですよね。足腰の強さがどれだけ大事かを実感しました」
 
「今までドイツやチェコ、スペインに遠征したことがありますが、ここが一番すごかったです」
 
「この国はホントに『サッカーの母国』なんだなと実感しました」

「ホテルの部屋も広くて綺麗でした。イングランド代表のレジェンドたちの写真が飾られているのもすごいなと思いました」
 
「いつかプロや日本代表になってここに戻ってきたいです」
 
「イギリスはご飯が美味しくないと聞いていたんですが、意外と大丈夫でした(笑)」
 
 セントジョージズパークでの合宿は、日本の高校生たちにとって掛け替えのない経験となったに違いない。
 
取材・文:白鳥大知(ワールドサッカーダイジェスト編集部)
 

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