伊メディアが「今冬の投資額ランキング」発表! 上位3クラブには意外な名前も? そして気になる1位は…

2019年01月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

イグアイン獲得に動いたチェルシーも上位には入り込めず

今冬はイグアイン(左上)とピオンテク(右上)をはじめとするストライカーたちに加え、ディアス(左下)やデイビス(右下)など、次代を担う可能性を持った若手たちの動きも目立った。 (C) Getty Images

 今冬のマーケットはまだ終わっていない。1月31日の最終日までに大型移籍が実現する可能性も、ゼロとは言えないだろう。ただ、少なくともここまで、大金を投じたビッグクラブは少ない。

 そんななか、イタリア衛星放送『Sky Sport』は1月28日、現時点での冬のマーケットにおける投資額ランキングのトップ10を発表した。以下は同メディアが調べた総投資額と寸評だ。

10位: チェルシー(900万ユーロ=約11億7000万円)
来シーズンに向けて、ドルトムントからクリスティアン・プリシッチを手に入れたチェルシーだが、冬の補強はゴンサロ・イグアインのレンタル料のみにとどまっている。

9位: ビジャレアル(1000万ユーロ=約13億円)
ビジャレアルはレスターからレバンテやセビージャでプレーしたボランチのビセンテ・イボーラを獲得した。

9位: バイエルン(1000万ユーロ=約13億円)
MLSからカナダ代表FWアルフォンソ・デイビスを夏に確保。冬に加入している。

9位: アトレティコ・マドリー(1000万ユーロ=約13億円)
28日にアルバロ・モラタの1年半レンタル移籍が正式発表。買い取りオプションは5000~5500万ユーロ(約65億~71億5000万円)と高額だ。

8位: シュツゥットガルト(1200万ユーロ=約15億6000万円)
スティーブン・ツバーとアレクサンダー・エスバインのレンタルのほか、ガラタサライからオザン・カバクを1100万ユーロ(約14億3000万円)で獲得した。

8位: サンプドリア(1200万ユーロ=約15億6000万円)
サウサンプトンからイタリア人FWのマノーロ・ガッビアディーニをセリエA復帰させた。
 
7位: モナコ(1300万ユーロ=約16億9000万円)
フォデ・バヨ=トゥーレに1100万ユーロ(約14億3000万円)、ナウドに200万ユーロ(約2億6000万円)を投じた。

6位: ベティス(1400万ユーロ=約18億2000万円)
乾貴士をアラベスにレンタルで放出したベティスは、メキシコから俊英MFディエゴ・ライネスを獲得している。

5位: ドルトムント(1550万ユーロ=約20億2000万円)
アルゼンチンの名門ボカ・ジュニオルスから期待の若手レオナルド・バレルディを加えた。

4位: フィオレンティーナ(1700万ユーロ=約22億1000万円)
それぞれレンタルで現所属にとどまるが、エンポリからハメド・ジュニオール・トラオレ、クロアチアからはシモン・ジュルコフスキを獲得した。

4位: レアル・マドリー(1700万ユーロ=約22億1000万円)
"白い巨人"の冬補強は、マンチェスター・シティから引き抜いたブラヒム・ディアスだ。

4位: カーディフ(1700万ユーロ=約22億1000万円)
クラブレコードで獲得したアルゼンチン人ストライカーは、周知のように悲劇に見舞われた。

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