【日本1-0ベトナム|採点&寸評】準決勝へ不安しか残らない内容。及第点と言えたのは…

2019年01月25日 本田健介(サッカーダイジェスト)

権田は判断力に課題

【警告】日本=なし ベトナム=ブイ・ティエン・ズン(12分)、ドゥアン・バン・ハウ(60分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】堂安 律(日本)

[アジアカップ・準々決勝]日本 1-0 ベトナム/1月23日/アルマクトゥーム・スタジアム
 
【日本代表・総評】
5.5
23分の吉田のヘッドでのゴールはVARによりハンドの判定となり、前半はベトナムの勢いに押されてミスを連発。後半にVARによってPKを得て、勝つには勝ったが、準決勝へ不安しか残らない内容だった。及第点を与えられたのは堂安、遠藤、途中出場の大迫くらいだろう。
 
【個人採点・寸評】
GK
12 権田修一 5
38分には吉田への危険なパスで相手にチャンスをプレゼント。セービングは問題なく無失点に抑えたが、判断力に課題が残った。
 
DF
5 長友佑都 5.5
同じサイドの原口とのコンビネーションがイマイチで攻撃に絡めず。キーポイントに挙げていたサイド攻撃を加速させられなかった。

16 冨安健洋 5.5
パスをつなぐ意識は高かったが、フィード精度を欠いた。13分には相手CFに競り負けて突破を許す。28分のヘッドはベトナムGKにセーブされた。
 
19 酒井宏樹 5.5
堂安との連係で右サイドを駆け上がったが、クロスは味方に合わず。前半は守備面でもベトナムの勢いに押され気味だった。
 
22 吉田麻也 5.5
23分のゴールはVARでハンドとジャッジされて取り消しに。声を張り上げながらチームを牽引しようとしたが、38分には権田から厳しいパスを受けてボールをロスト。大きなピンチを招いた。終盤は的確なシュートセーブが光ったが、イージーなミスも。

【日本代表PHOTO】日本1-0ベトナム|PKの1点を守り抜いた森保ジャパンがアジア杯ベスト4進出!

【PHOTO】美女に謎の被り物をしたおじさん…日本戦を盛り上げた大熱狂のベトナムサポ特集!

次ページ遠藤は攻守で貢献

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事