【日本3-2トルクメニスタン|採点&寸評】前半は拙い出来も後半に復調、エース大迫が日本を救う!

2019年01月09日 本田健介(サッカーダイジェスト)

初戦を勝利で飾るも、2失点は悔しい出来

【警告】日本=酒井(33分)、権田(77分) トルクメニスタン=イルヤソフ(90分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】大迫勇也(日本)

[アジアカップ・グループリーグ第1戦]日本 3-2 トルクメニスタン/1月9日/アルナヒヤーン・スタジアム
 
【日本代表・総評】
5.5
これがアジアの戦いの難しさか。他グループでのオーストラリアやタイの敗戦を受けて誰もが「気を引き締めて臨みたい」と口にしていたが、前半からミスが続き、26分には失点。後半の3ゴールで逆転勝利を収めたものの、後半のPKでの失点を含めて課題の残るスタートとなった。
 
【個人採点・寸評】
GK
12 権田修一 5.5
東口との争いを制してスタメンを勝ち取る。16分には相手のシュートを冷静にセーブするも、直後のCKでピンチを招くと、26分には豪快なミドルを叩き込まれた。ただ36分には相手の強烈な一発を止めた。後半はPKで失点。
 
DF
5 長友佑都 6.5
ベテランらしく落ち着いたパフォーマンスを披露。原口をフォローしつつ、攻撃参加を試みて前半には大迫のシュートチャンスを演出し、40分にはミドルも狙った。そして60分には大迫の逆転ゴールをお膳立て。80分のカウンターを止めたプレーも効いていた。

19 酒井宏樹 5.5
立ち上がりこそ粘り強い守備が光ったが、徐々にマッチアップしたアマノフの動きに苦しむようになり、26分にはミドルを決められた。前半のイエローカードも余計だった。後半は落ち着いていた。
 
20 槙野章智 5.5
冨安のボランチ起用によりCBのスタメンとしてプレー。開始3分には相手のカウンターを阻止するなど集中して守った。コーチングの声も良く出ていたが、2失点は守備陣としては満足できないだろう。77分にPKを奪われたシーンは一瞬、動きが止まったか。
 
22 吉田麻也 5.5
キャプテンマークを巻いて最終ラインを統率しようと試みるも、1月6日に合流したばかりの影響か、いつもの力強いディフェンスは影を潜めた。ただ60分には大迫のゴールにつながるフィードを送った。

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