マラドーナが胃出血で緊急入院! 監督を務めるメキシコに戻る直前に…

2019年01月05日 山本美智子

メディカルチェックで問題が発覚。

胃出血で入院となったマラドーナ。現在は、ペップ・グアルディオラが現役最後にプレーしたクラブとしても知られるメキシコのドラドスで監督を務めている。(C)Getty Images

 アルゼンチンの英雄ディエゴ・マラドーナが、胃出血によりアルゼンチンのクリニックに入院しているという『OLE』紙の報道を、『Marca』紙や『AS』紙、『MUNDO DEPORTIVO』紙など、スペインのスポーツ紙が一斉に報じている。

 現在メキシコ2部リーグのドラドス・デ・シナロアで監督を務めているマラドーナは、同クラブとの契約更新にサインしたばかりで、アルゼンチンで数日のバケーションを過ごした後、今月4日、メキシコに戻る前に母国のクリニックで検査を行なっている最中に、胃出血が認められたのだという。『AS』紙は、内視鏡検査を行なったと報じている。
 
 マラドーナの弁護士、マティアス・モルラ氏は入院前、「ディエゴ・マラドーナは、ドラドスとの契約を延長し、後期リーグもチームの監督を務めることになりました。通常のメディカルチェックを行なった後、チームの練習に加わります」との書面を出していたが、そのメディカルチェックで問題が発覚。危険な状態ではないと報じられているものの、今後数日間は入院することになる。

 1月5日に行なわれるセラヤとの後期リーグ開幕戦は欠場する予定だが、そもそもアルゼンチンでのバケーションを優先し、開幕戦の準備のための練習にも参加していなかったと『MUNDO DEPORTIVO』紙は、報じている。

文●山本美智子(フリーランス)
 
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