「僕らはタイトルに飢えている」いよいよ登場、クラブW杯3連覇に挑む王者レアル・マドリーは気合十分!

2018年12月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

「クリスチアーノが去っても僕らは成功している」

前日会見に出席したマルセロ。現地では鹿島のテクニカル・ディレクター、ジーコと遭遇し挨拶を交わすシーンも。(C)Getty Images

 欧州王者としてクラブ・ワールドカップに臨むレアル・マドリー。初戦となる準決勝の鹿島アントラーズ戦が、現地時間12月19日に行なわれる。

 大会3連覇が懸かる挑戦だ。チームキャプテンであるセルヒオ・ラモスはFIFA公式のインタビューに応じ、再びトロフィーをマドリードに持ち帰ると自信を示している。

「クラブ・ワールドカップの舞台に立つことは昨シーズンの成功の証であり、報酬だと考えている。モノにすれば世界チャンピオンであるという実感を味わえるんだ。これほどの素晴らしい経験はなかなかない。僕らには幸運にもこのタイトルを2度獲得した、美しい思い出がある。短期間の決戦では、わずかなミスが命取りになるだろう。我々は準決勝、決勝と勝ち抜いて、カップをクラブに持って帰りたい。

(ジネディーヌ・ジダンとクリスチアーノ・ロナウドが不在だが)確かに、優れた指揮官と決定力に優れたクリスティアーノはもういない。だが、ピッチ上で大きな違いがあるとは考えていない。僕らにとって勝利は常に目標であり、チームとしてのアプローチにはなんら変わりないからね」

 マドリーの現体制と出来に手応えを感じているのは、ラモスだけではないようだ。前日会見に登場したのは左SBのマルセロ。「僕らはタイトルに飢えている」と話し、チームの士気はすこぶる高いと強調した。

「僕らに有利な点があるとすれば、それはロッカールームで多くの時間を共有し、長い時間をともにプレーしてきた事実だ。その積み重ねがここで留まることはないだろう。短いコンペティションだけど、クラブの歴史にもたらす価値がとても大きいタイトルだ。自信はあるよ。まあイスコの不在は大きいが、チームの士気は高まっている」

 冒頭部分だけが公開された練習では、非常にリラックスした表情を浮かべていたマドリーの選手たち。世界3連覇を飾るべく、まずはセミファイナルでアジア代表を叩きにかかる。

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