大久保嘉人がeスポーツイベントで気になる話題に言及!! 来季の目標と去就は?

2018年12月15日 松尾祐希(サッカーダイジェストWEB)

小中学生にも容赦なし!サッカーゲームで得点力の高さを見せ付ける!

ゴールを決める度にガッツポーズを見せた大久保。ゲーム同様に来季は多くの得点を決められるか注目だ。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 12月15日、2種年代最高峰の戦いプレミアリーグのファイナルが行なわれ、試合前にはイベントも開催。そのひとつとして実施された「大久保嘉人選手と対戦!eスポーツ体験会!」に磐田の大久保嘉人が登場し、プロeスポーツ選手のmayageka氏らと「ウイニングイレブン2019」で対戦して会場を盛り上げた。
 
 その後は小中学生とも勝負。子供相手にも容赦せずに4連勝を果たし、「真剣にやりましたね。負けられないと思っていたので(笑)」と笑顔を見せていた。
 
 イベント終了後に大久保は囲み取材に応じ、「ウイニングイレブン」をプレーしたのは実にプロ1年目以来だったと告白。自宅にも置いてあるが、主に子供たちが遊んでおり、大久保自身はそれを横から眺めていたため、ゲームを手にする機会はこれまでなかったそうだ。
 
 そのため、久々のプレーは「動きが昔と全然違って難しかった(笑)」が、イベントが終わる頃には操作を覚えたようで、「最後は慣れたので凄く楽しくやれましたね」と上機嫌でイベントを振り返った。
 
 そして、取材の最後には気になる話題にも言及。来季の目標と去就についてだ。大久保は「200点取れるようにやりたい」とし、まずはあと16得点に迫っているJ1通算200得点を目指すと宣言。去就については「それはまだ分からないですけど、それはまた来年」と明言を避けたが、今季の悔しさを糧に新シーズンでの活躍を誓った。
 
 今季の大久保は2年ぶりに川崎へ復帰を果たしたが、7月に磐田へ完全移籍。自身の結果もJ通算200得点を記録した一方で、新天地では17試合で3得点に終わった。チームも低迷して16位でフィニッシュ。J1参入プレーオフで東京Vを下し、辛うじて残留を決めたシーズンは大久保にとっても不完全燃焼だったに違いない。来季はどのチームで、いかなるパフォーマンスを見せてくれるのか。稀代の点取り屋の動向に注目だ。

取材・文●松尾祐希(サッカーダイジェストWeb)
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