【J1採点&寸評】札幌1-2浦和|圧倒的なキレの良さで2発の武藤雄樹がMOM! 札幌は浦和の迫力に気後れ気味の印象

2018年11月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

札幌――攻守ともに本来の力を発揮できず…

【警告】札幌=都倉(52分)、宮澤(67分) 浦和=柏木(39分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】武藤雄樹(浦和)

【チーム採点・寸評】
札幌 6
3位再浮上を目指して意欲的に試合に挑んだが、勢いよくプレーを仕掛けてくる浦和の選手、そして敵地ながら迫力ある声援で雰囲気を作ったサポーターに若干、気後れしていた印象。慌ててパスを出してはピンチを招く場面も。大まかに言えば総合力の差で敗れた。
 
【札幌|採点・寸評】
GK
25 ク・ソンユン 5.5
クロス対応も、普段であればキャッチしていたところをパンチで逃れるなど、相手をリスペクトし過ぎた感あり。
 
DF
35 進藤亮佑 6
らしくないミスがなかったわけではないが、浦和相手にも冷静にプレー。今季4点目となる得点はチームに勇気を与えた。
 
10 宮澤裕樹 6
2失点目はなんとか凌ぎたかったところ。後半からは中盤にポジションを上げ、攻守両面を引き締めていた。
 
5 福森晃斗 5.5
5本のCKも得点につなげることはできず。この選手がいい形でフィードできなかったことも、敗因のひとつだ。
 
MF
26 早坂良太 5.5(69分OUT)
持ち前のハードワークを見せてはいたものの、対峙する相手選手が前を向いた場面では積極性を出せなかった。
 
6 兵藤慎剛 5(HT OUT)
コンディションが万全ではなかったのか、いつものような本来の動きのキレがなく、パスにもズレが生じていた。
 
27 荒野拓馬 6
積極的にボールを持ち運ぼうとするプレーは効果的だった。悔やまれるのは、ドリブル後のプレーの質が足りなかった部分だろう。
 
38 菅 大輝 5.5(81分OUT)
進藤の得点をアシストするなど、プレーの精度は高まっている。だがこの日は持ち前のフィジカルで相手に上回られていた。
 

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