開幕から続いた連続無敗が15でストップしたドルトムント、ロイスは「初黒星に値した」

2018年11月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

次戦の相手は王者バイエルン。

負けるべくして負けたというロイス。気持ちを切り替えて、週末のバイエルン戦では勝利を取り戻したい。(C)Getty Images

 開幕からの連続無敗記録は15試合で途切れた。香川真司が所属するドルトムントは、11月6日のチャンピオンズ・リーグ(CL)でアトレティコ・マドリーに敵地で0-2と敗れ、今シーズン初黒星を喫した。

 DFBポカールの2試合とブンデスリーガの10試合、そしてCLでの3試合で無敗を保ってきたドルトムント。前節でアトレティコを4-0と粉砕した彼らだが、敵地ワンダ・メトロポリターノではそのリベンジに遭う。前後半に1点ずつを許すと、攻撃陣も今シーズン2度目の無得点に終わって敗れている。

『ESPN』によるとマルコ・ロイスは、試合後に『DAZN』で「不要な敗戦だった」と述べた。

「最初の25~30分間はかなりのポゼッションで試合をコントロールしたが、失点後に支配力を失ってしまった」

「もちろん、アトレティコ相手に先制を許せば、いつだって厳しい。僕らのベストゲームではなかった。初黒星に値したね。今日の僕らは精神的にシャープじゃなかった。いまは力を取り戻さないと。次の試合は土曜(10日)だ」
 
 その土曜に行なわれるブンデスリーガでドルトムントが対戦するのは、王者バイエルンだ。マリオ・ゲッツェにとっては、古巣との一戦となる。

 ゲッツェは、「アトレティコ、バイエルンとの連戦という激しい1週間になることは分かっていた」と述べたうえで、「これまでやってきたことは大きく誇れる」と語り、初の敗北に引きずられてはいけないと意気込んだ。

「バイエルン戦が厳しい試合になることは分かっている。だけど、僕らは勝ちたい。リーグの順位表を考えればなおさらだ。楽しみにしている。僕らのホームだし、試合は土曜の18時30分キックオフ。完ぺきな舞台だ」

 勝点4差で追ってくるライバルをホームで迎え撃つドルトムントは、宿敵とのビッグマッチで白星を取り戻すことができるだろうか。
 

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