【J1ベストイレブン】MVPは残留争い直接対決でスーパーセーブ連発の鳥栖の守護神! 2発のポドルスキは今季3回目|31節

2018年11月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

今野(G大阪)、登里(川崎)、小田(鹿島)は初選出に。

【31節のベストイレブン】

 J1リーグは10月31日・11月2日・3日・4日に各地で31節の9試合が行なわれた。ここでは今節の試合からサッカーダイジェストWeb編集部が選定したベストイレブンを紹介する。

【選出理由】
 残留争い直接対決となった"九州ダービー"を制した鳥栖から、守備でひと際輝きを放った権田修一をチョイス。相手と交錯した衝撃で出血するも、安定した守りを最後まで崩さず、スーパーセーブを連発。クリーンシート達成、そして残留に向けた貴重な勝点3獲得に大きく貢献した権田を最高点の「7.5」で今節のMVPとした。
 
 柏に3発快勝で連覇に王手をかけた川崎からは、登里享平と家長昭博を選んだ。前者は先制点と3点目の起点となり、守備でも身体を張って無失点に貢献。後者は先制ゴールを奪い、さすがのパスセンスとテクニックで攻撃を牽引した。
 
 破竹の7連勝で驚異の追い上げを見せているG大阪からも2名をピックアップ。今野泰幸は試合を通して中盤で力強い守備を見せ、ファン・ウィジョは5戦連続ゴールとなる見事な決勝点を奪い、能力の高さを証明した。
 
 また、名古屋に勝利し勝点を40に伸ばした神戸からは、イニエスタとともに攻撃の起点となり2ゴールを奪ったルーカス・ポドルスキ。2位・広島を撃破した磐田からは、最後まで衰えない豊富な運動量で攻守両面に貢献した山田大記。ACL出場圏3位に浮上した札幌からは、圧倒的なボールキープ力で相手の脅威となったチャナティップをセレクトした。
 
 そのほか、守備で横浜の攻撃をシャットアウトし、巧みなヘッドで決勝点を奪取したFC東京のチャン・ヒョンス。チームを勝利に導くプロ初ゴールを決めた鹿島の小田逸稀。チームは引き分けたものの、ラインを統率し無失点に貢献した湘南の坂圭祐を選出した。

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