過去2戦の相手とは格が違う! 森保監督が世界5位のウルグアイ相手に描くゲームプランは?

2018年10月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

「パナマやコスタリカと比べてもさらに厳しい試合になる」

前日会見に臨んだ日本代表の森保監督。相手のレベルの高さを認めつつ、「厳しい試合になる」と見通しを語った。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 16日に行なわれるキリンチャレンジカップ2018のウルグアイ戦を翌日に控えた15日、両チームの指揮官が前日会見に臨んだ。


 コスタリカ戦、パナマ戦と3-0で勝利した日本だが、森保監督は「ウルグアイは世界5位でロシアでもベスト8、過去に(ワールドカップで)優勝したことがある国。パナマやコスタリカと比べてもさらに厳しい試合になると覚悟して戦わなければならないと思っている」と、ウルグアイは過去の実績からもこれまでとは格の違う相手であることを強調。それだけに「我々の今の力を図るには最高の相手。(ワールドカップで)ベスト8以上に行こうと考えた時に、彼ら(ウルグアイ)と互角以上の戦いをする、彼らに勝つという気持ちで選手には戦ってほしい」とし、内容・結果の両面を求めていく姿勢を見せた。
 
 パナマ戦は結果的には3対0で勝利したものの、指揮官にとっては決して満足のいくものではなかった。とりわけ序盤の戦いぶりには課題が残ったようだ。
「パナマ戦では、個としてもチームとしてもアグレッシブに対応してくれたと思うが、相手が強くて巧くてボールが運べる選手がいたなかでスタートで後手を踏んだところがあった。ウルグアイ戦では、スタートから後手を踏むことがないように、(選手には)気を付けてやっていこうと話しました」
 
 相手はエディソン・カバーニ(パリSG)やディエゴ・ゴディン(アトレティコ・マドリー)らビッグネームを揃えたウルグアイだ。指揮官の言うように、序盤で相手の勢いに押されるようなら、一気に付け込まれる可能性もある。ミーティングでもそうした部分を強調して話したという。
「パナマ戦では選手たちが踏ん張って無失点で抑えてくれましたけど、ウルグアイ戦ではスタートのところでそうなったら、決め切るだけの力を持っているチームだと思う。後手を踏めば我々にとっていい形の守備ができないのでファウルも多くなる。ゴールに近くなればなるほど、いい精度のボールを供給されてピンチになっていくので、守備の対応の仕方は話しました」
 

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