【現役Jリーガーにアンケート!】ヘディングが強い選手は?強力助っ人たちを抑え、札幌のエアバトラーが2位に

2018年10月07日 サッカーダイジェスト編集部

世界を知るジョー&ジェイは4位タイ

 現役54選手(J1限定)にアンケートを実施!彼らの回答を基に、シュートやドリブル、パスなどの8つのスキル別に「2018年シーズンの最強Jリーガー」を決めた。ここでは「ヘディング編」のランキングを紹介しよう。
 
   ◆    ◆    ◆
 
【6位|3票】
●川又堅碁(磐田/FW)
投票者/古橋亨梧(神戸)、中山雄太(柏)、中村慶太(長崎)
 
 体勢を崩されても、相手DFより先にボールへ触れる技術はJ屈指のレベルだ。「得点だけじゃなくて競り合いでは無理な体勢でも相手より先に触る」(中山/柏)、「勢いつけなくても強いボールが打てる。打点も身体の使い方も凄い」(中村/長崎)と身体能力も高く評価された。
 
【4位タイ|6票】
●ジョー(名古屋/FW)
投票者/東慶悟(FC東京)、永木亮太(鹿島)、伊藤翔(横浜)、松原健(横浜)、三浦弦太(G大阪)、稲垣祥(広島)
●ジェイ(札幌/FW)
投票者/森重真人(FC東京)、福田晃斗(鳥栖)、高木俊幸(C大阪)、玉田圭司(名古屋)、山田大記(磐田)、河井陽介(清水)
 
 元ブラジル代表と元イングランド代表のストライカーが4位に入った。名古屋のジョーは20得点中ヘッドで奪ったゴールは5つだが、192センチと長身で、滞在時間も相当に長い。「説明不要。単純に強い」とは東(FC東京)の言葉で、13節に対戦した際に競り負けて、ゴールを許した横浜の松原は「身体は細いが、ぶつかると重い」と振り返る。「とにかく高い。あとは頭に当てたボールをしっかりゴールにできる」と鹿島の永木が回答したように、枠に飛ばすテクニックも抜群だ。
 
 一方、ジェイの競り合いの勝負強さには、プレミアリーグ仕込みの技巧が凝縮されているのだろう。高さに頼らず「腕や身体の使い方とか、自分の空間を作るのが上手い」(河井/清水)のはもちろん、「飛ぶタイミングが的確」(玉田/名古屋)。パワーよりもテクニカルな部分が光るエアバトラーに、FC東京の森重も「飛ぶタイミングとボールの落下点の読みがいい」と賛辞を送った。
 

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