【J1ベストイレブン】まさにエースの働き! 2ゴールの浦和・興梠をMVPに! 川崎のバンディエラが全選手最多7回目|28節

2018年10月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

G大阪のファン・ウィジョ、浦和の長澤、横浜の山中、鹿島の犬飼が前節に続き2週連続選出。

【28節のベストイレブン】

 J1リーグは9月29日・30日に各地で28節が行なわれた。しかし、台風24号の接近に伴いC大阪対名古屋、磐田対湘南の2試合が中止となったため、ここでは今節開催された7試合からサッカーダイジェストWeb編集部が選定したベストイレブンを紹介する。

【選出理由】
 柏に競り勝ち、3連勝を達成した浦和からは、2ゴールを挙げた興梠慎三と同点弾の長澤和輝をチョイスした。興梠は1点目のループシュートもさることながら、決勝点となった巧みな動き出しからの見事なボレーにもストライカーの嗅覚が冴え渡った。エースの仕事を完遂した興梠を今節のMVPとした。
 
 また長澤も得点だけでなく、ハードワークで中盤の守備でも存在感を発揮した。
 
 神戸に5-0の快勝を収め、リーグ戦3連勝を達成した鹿島からは最多3名をピックアップ。貴重なチームの2点目を奪った西大伍と、最後まで集中力を切らさずクリーンシートに貢献した犬飼智也。そして先制点はもちろん、試合を通じて、まさに"鹿島の心臓"と呼ぶにふさわしいハイレベルなプレーを披露したレオ・シルバを選んだ。
 
 同じく大量5得点を奪い、連勝を飾った横浜からは仲川輝人と山中亮輔を選出。前者は相手守備陣を切り裂くドリブルシュートと珍しいヘディングシュートで2得点を挙げる活躍。後者は2試合連続弾となる強烈ミドルで先制ゴールを奪取した。
 
 またシーズン序盤戦以来の首位に返り咲いた川崎からは、中村憲剛を全選手の中で最多となる7回目の選出。巧みな位置取りから要所でボールに関わりアクセントをつけ、セットプレーやパスでも長崎の脅威となっていた。
 
 そのほか貴重な決勝ゴールを決めたG大阪のファン・ウィジョ。最後まで身体を張った守備が光った札幌の宮澤裕樹。安定感のあるセービングで失点を0に抑えた清水の六反勇治を選んだ。
 

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