【J1採点&寸評】札幌2-1鳥栖|都倉が渾身のPKで決勝点! 鳥栖は2トップが不発に

2018年09月29日 広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

札幌――リベロの宮澤は身体を張った守備で勝利に貢献

【警告】札幌=福森(29分)、ジェイ(50分)、都倉(90+1分)、宮澤(90+4分) 鳥栖=J・オマリ(25分)、高橋秀(48分)、高橋祐(90+4分)
【退場】札幌=なし 鳥栖=なし
【MAN OF THE MATCH】都倉 賢(札幌)

[J1・28節]札幌 2-1 鳥栖/9月29日/札幌ド
 
【チーム採点・寸評】
札幌 6.5
前半に得たPKの絶好機をモノにできていれば、もっと楽な試合になったはず。0-0で折り返した後半は三好のゴールで先制も追いつかれる展開。だが、アディショナルタイムに都倉のPKで勝ち越し。勝負強さを見せつけて3試合ぶりの勝利を飾った。
 
【札幌|採点・寸評】
GK
25 ク・ソンユン 6
32分の金崎、34分の安在それぞれの際どいFKをファインセーブ。失点の場面では、一度は折り返しを弾いたが、そのこぼれ球を決められた。
 
DF
35 進藤亮佑 5.5
F・トーレス相手にも臆せず粘り強く対抗。一方、相手陣内でボールを受けるも効果的なパスは少なかった。70分、81分のヘディングシュートは決められず。
 
10 宮澤裕樹 6.5
この日はボランチではなくリベロで先発。状況に応じて的確なポジショニングを披露し、両サイドにつけるパスも正確。最後まで身体を張った守備も光った。
 
5 福森晃斗 6
自慢の左足を駆使し、セットプレーやミドルで相手の脅威に。前にいる菅とのコンビネーションもまずまずだった。
 
MF
26 早坂良太 5.5
ボールを足もとに収めれば、周囲と連動しながら攻撃を仕掛けたものの、消える時間帯も。インパクトは少なかった。
 
27 荒野拓馬 6
深井、宮澤とのトライアングルでビルドアップに貢献。鳥栖のプレスにも慌てず、局面を進めようとした。
 
8 深井一希 6(69分OUT)
素早く攻守を切り替え、果敢なスライディングなど高い守備意識でDF陣を助ける。47分の思い切ったミドルはバーの上。
 
38 菅 大輝 6
3分に良い形から放ったシュートは枠の外。だが質の高いクロスなど、左サイドから攻撃をリードした。

【札幌 2-1 鳥栖 PHOTO】諦めない札幌魂!またも終了間際の得点で劇的勝利!

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