前半終了間際だった。センターサークル付近、ボールをキープしようとした札幌の深井に、ポドルスキが激しいスライディングタックルを仕掛ける。
 
　だが、ややアフター気味だったか、深井が倒されたこのプレーを主審は危険な行為と見なし、レッドカードを提示。神戸の背番号10はそれまで何度か相手ゴール前の好配給を見せていただけに、チームにとっては大きな痛手に。
 
　試合は札幌の１点リードで前半の45分を終えた。
 
取材・文●広島由寛（サッカーダイジェスト編集部）