【ACL採点&寸評】鹿島 2-0 天津権健|躍動したふたりのブラジリアン。久々出場の内田の出来は?

2018年08月28日 広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

テンポ良く捌いた三竿健はビルドアップの中心に

【警告】鹿島=なし 天津権健=なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】レオ・シルバ(鹿島)

[ACL準々決勝①]鹿島 2-0 天津権健/8月28日/カシマ
 
【チーム採点・寸評】
鹿島 6.5
リズムを掴んだ前半は、いくつかの決定機を作ったがネットを揺らせず、スコアレスで折り返す。迎えた後半も押し気味に試合を進めながら、60分にはL・シルバのゴールで先制に成功。さらにセルジーニョが加点し、守っては手堅い守備でクリーンシートを達成。鹿島らしい勝ち方だった。

【ACL 鹿島 2-0 天津権健 PHOTO】内田が先発出場で躍動。ブラジル人コンビの得点で鹿島が第1戦をモノにする

 
【採点・寸評】
GK
1 クォン・スンテ 6.5
飛び出すかステイするかの判断が正確で、ハイボールも危なげなく処理。キャッチングも終始、安定していた。終了間際にはビッグセーブも。
 
DF
2 内田篤人 6
8月5日の清水戦以来となる公式戦の舞台。遠藤や鈴木との好連係で局面を打開し、巧みに敵の最終ラインの背後を突く一方、守備面でやや不安定な面も。
 
35 チョン・スンヒョン 6
激しいブロックで簡単に相手に前を向かせず。つなぎの部分では、シンプルに近くにいる味方に預けた。
 
39 犬飼智也 6
攻撃陣の位置取りや走り出しをよく見ながら、縦につけるパスやロングフィードは効果的。ディフェンスもソツがなかった。
 
16 山本脩斗 6
鋭い読みでインターセプト。素早く攻守を切り替えて、タイミングの良いオーバーラップで攻撃に厚みをもたらす働き。
 
MF
20 三竿健斗 6.5
ビルドアップの中心。中盤でボールを回収し、テンポ良く捌く。デュエルでも抜群の強さを発揮。22分のセルジーニョのお膳立てから放ったシュートは決められなかった。
 
MAN OF THE MATCH
4 レオ・シルバ 6.5
三竿健より少し高いポジショニングで攻守にフル稼働。60分に遠藤のヘッドでのパスに右足を丁寧に合わせて、チームを勢いづかせる値千金の先制点をゲット! 最後まで"2点目"を狙う姿勢も高く評価したい。
 
25 遠藤 康 6.5(83分OUT)
開始早々のヘディングシュートは枠の外。質の高いクロスやCKを供給し、L・シルバの先制点をアシスト。安西からのクロスを左足で叩いた57分の決定機は決めたかった。
 
32 安西幸輝 6
この日は左MFで先発。球際でアグレッシブに戦い、左サイドで起点となってゴールチャンスをうかがう。
 
 

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