【J1採点&寸評】名古屋 4-2 鹿島|名古屋が会心の勝利!前田は全4ゴールに絡む活躍&PK献上の金井は2ゴールで挽回

2018年08月11日 本田健介(サッカーダイジェスト)

名古屋――最多入場者数を更新したゲームで会心の勝利

【警告】名古屋=小林(40分)、八反田(74分) 鹿島=なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】前田直輝(名古屋)

[J121節]名古屋4-2鹿島/8月11日/豊田
 
【チーム採点・寸評】
名古屋 6.5
クラブ最多、そして豊田スタジアム最多となる43,579人が詰めかけたなか、会心のゲームを披露。不可解なジャッジにも負けず、勝ち切った点はチームの成長を強く感じた。
 
【名古屋|採点・寸評】
GK 
22 ランゲラック 5.5
PKを含めて2失点。セットプレーでは身体を寄せられ、ややセービングが乱れるなど、苦しい試合であった。
 
DF 
6 宮原和也 5.5
好フィードで前田ら前線の選手をフォロー。29分にはジョーに良いクロスも送った。ただ、後半立ち上がりには鈴木のドリブルに対し、軽いディフェンスをしてしまった。

20 中谷進之介 6
味方が中盤でボールを失い、カウンターを食らった場面では冷静に対応。マッチアップした鈴木にはPKで1点を奪われたが、ハードなタックルと落ち着いたクリアで流れの中からゴールは許さなかった。


【名古屋 4-2 鹿島 PHOTO】最多入場者数記録更新!ホームの名古屋が見事な勝利でサポーター大熱狂!
17 丸山祐市 6 
2失点するも、中谷とともにゴール前に高い壁を築いた。50分には土居のシュートに間に合わずに決められたが、それ以上に後半立ち上がりの魂のブロックなど気持ちのこもったプレーが光った。
 
31 金井貢史 7
味方が攻撃している際の守備意識が高く、相手のカウンターを未然に防いだ。そして51分には前田のパスを受けて華麗なコントロールショットでゴール! 失点直後の得点だっただけに価値は非常に高かった。が、69分にPKを献上。それでも81分には再び勝ち越し弾をマーク。まさにジェットコースターのような90分だった。
 
MF 
MAN OF THE MATCH
25 前田直輝 7.5
攻撃には欠かせない存在だった。右サイドから果敢に仕掛け、東京Vでともに研鑽を積んだ安西と白熱の攻防を繰り返すと、26分にはポスト直撃の一発で鹿島ゴールを強襲。34分には先制ゴールにつながるパスを送り、51分にも金井の得点を演出。81分には自らのシュートのこぼれ球が勝ち越し点につながり、後半アディショナルタイムにはトドメの4点目も決めるスーパーな活躍ぶりだった。金井と迷うもMOMに選出。

4 小林裕紀 5.5
味方に指示を送りながらチームをコントロール。ただピンチにつながるパスミスが数度あったのは減点材料だ。それでも終盤のリーダーシップは見事で、トドメの4点目の起点にもなった。
 
 

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