【J1採点&寸評】名古屋3-2G大阪|ついに真価を発揮した元セレソン!3得点のジョーが文句なしのMOM!

2018年08月06日 今井雄一朗

名古屋――CBコンビはビルドアップでも貢献

【警告】名古屋=宮原(69分) G大阪=なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】ジョー(名古屋)

[J1リーグ20節]名古屋3-2G大阪/8月5日/豊田ス
 
【チーム採点・寸評】
名古屋 6.5
飲水タイムが入るほどの暑さの中、前半の劣勢を跳ね返すハードワークを後半に実現し、2点差からの逆転勝利。ジョーという大駒の活用法を見出したチームには今、追い風が吹き始めている。
 
【名古屋|採点・寸評】
GK
22 ランゲラック 6
PK含む2失点は本人にしてみれば悔しいだろうが、防ぐには難易度の高い状況だった。挽回した後半はあまり出番がなく、安心のプレー。
 
DF 
6 宮原和也 6
日韓の代表クラスを対面で迎え撃った90分間はタフなものに。しかし後半には積極的に前に出る姿勢を見せ、逆転を期するチームを後押しした。
 
17 丸山祐市 6.5 
前半は特に苦しい対応が続いたが、粘り強く相手の好機を潰し続けた。機を見たロングパスは試合ごとに増えており、攻撃面での貢献度も上昇。
 
20 中谷進之介 6.5
前方に広範囲な守備を展開し、相手の攻撃の芽を潰すべく奮闘した。3得点目を呼び込んだロングフィードには渾身のガッツポーズも。

31 金井貢史 6
藤本のポジショニングには手を焼いたが、最後を締めるディフェンスで対抗。数的不利の中で奔走する場面も多かったが、後半には高い位置を取る回数も増えた。 

MF 
21 八反田康平 5.5(HT OUT)
トレーニングでの絶好調を買われてスタメン起用も、良い形で応えることはできず。前半早々の決定機を決めていれば落ち着けもしただろうが……。

4 小林裕紀 6.5
最終ライン前の守備のフィルター役として獅子奮迅の立ち回り。ビルドアップのスタート地点としても責任感あふれるプレーを見せ、逆転を下支えした。

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