リーガ・エスパニョーラ初挑戦となる注目の「ニューカマー10人」を一挙紹介!

2018年08月04日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

バルサには21歳のブラジル人コンビが加入。

新たにリーガに参戦するマウコム(左上)、ルマール(右上)、カルバリョ(左下)、アルトゥール(右下)。どんな活躍を見せてくれるのか。(C)Getty Images

 現在、欧州移籍市場は活況を呈しており、多くの優れた選手たちが、新天地を求めて活発な動きを見せている。

 そしてスペインには今夏も、フランスから戦いの場を移したトマ・ルマールやマウコムをはじめ、逸材が集ってきた。

 ここでは、リーガ・エスパニョーラ初挑戦となる注目のニューカマー10人をまとめて紹介しよう。
 
――◇――◇――
 
トマ・ルマール(MF)
●モナコ→アトレティコ・マドリー
●フランス代表
●22歳
●移籍金7000万ユーロ
 アトレティコ待望の個の打開力に長けたアタッカーだ。爆発的なスピードと高度なテクニックを駆使した突破が十八番で、チャンスメークだけでなく、パンチの利いた左足のシュートで自らゴールも叩き出す。同胞アントワーヌ・グリエーズマンとの連携も注目される。
 
マウコム(FW)
●ボルドー→バルセロナ
●ブラジル国籍
●21歳
●移籍金4100万ユーロ
 ローマと契約するため飛行機に乗る直前で、「プレーするのが夢だった」というバルサから好条件のオファーが舞い込み、急転直下でスペイン行きを決めた。右サイドを主戦場とする左利きのウイングで、カットインからの強烈なシュートが最大の武器だ。
 
アルトゥール(MF)
●グレミオ→バルセロナ
●ブラジル代表
●21歳
●移籍金3100万ユーロ
 繊細なボールタッチや精度の高い長短はアンドレス・イニエスタを彷彿とさせ、21歳ながら戦術眼も高い。そのレジェンドの後継者として、近い将来、バルサの中盤の軸となる存在になっていてもおかしくないポテンシャルを秘める。
 
ウィリアム・カルバリョ(MF)
●スポルティング→ベティス
●ポルトガル代表
●26歳
●移籍金2000万ユーロ
 抜群のフィジカル能力を活かしてボールを奪い取る典型的な守備的MFながら、ボールキープやパスワークも水準以上。ナポリへ引き抜かれたファビアン・ルイスの後釜として、お誂え向きだ。
 
オズワルド・アラニス(DF)
●グアダラハラ→ヘタフェ
●メキシコ代表
●29歳
●移籍金フリー
 18年の北中米王者に輝いたグアダラハラで、守備の中心を担ったクレバーなCBで、左足のフィードも正確。今年2月にファン・カラが中国へ去ると、ヘタフェがすぐさま獲得に動いて、4月に入団が内定した。母国では「フンメルス似」として知られる。

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