「ウチに来てくれたら嬉しいけど…」長友佑都がトルコ挑戦報道の香川真司を勧誘!?

2018年07月24日 羽澄凜太郎(サッカーダイジェストWeb)

「CLで大暴れしたい! 対戦したいのは…」

2歳年下の香川(右)のトルコ挑戦に諸手を挙げて歓迎した長友(左)。はたして、どうなるだろうか? (C) Getty Images

 7月24日、ガラタサライの日本代表DF長友佑都が、同じトルコ・リーグへの挑戦が噂される日本代表チームメイトにメッセージを発した。

 同日、都内で行なわれた不動産情報サービス事業を展開する「LIFULL(ライフル)」のアンバサダー兼グローバル本部長就任発表会に登場した長友は、まず「自分自身を必要としてくれる場所で貢献したいという気持ちがあって、それがガラタサライだった」と、今年1月に決めたトルコ・リーグ挑戦の経緯を明かした、

 ガラタサライ加入後、「1週間で慣れた」というトルコで躍動した長友は、国内リーグ後半戦15試合に出場して3アシストをマーク。チームのリーグ優勝に大きく貢献したことで、声価を高め、シーズン終了後の今年6月に完全移籍を勝ち取った。

 トルコ・リーグといえば、今、気になる話題は、日本代表MF香川真司の動向だ。複数の現地メディアが、「複数のクラブが日本の10番を狙っている」と連日のように報道している。

 その中で7月20日には、トルコ全国紙『Fanatik』が、今年6月に中国の広州恒大へと完全移籍したブラジル代表MFタリスカの後釜として、ベジクタシュが攻撃の急先鋒になりうる香川の獲得を模索していると綴った。

 日増しに熱を帯びてきている香川の移籍動向について、長友は「彼とは仲が良いので、色々と話してはいる」と、トルコに関する相談を受けたことを仄めかし、さらに歓迎する意思を明らかにした。

「もしガラタサライに来てくれるなら、こんなに嬉しいことはないなと思いますね。まぁ、どうなるかは分からないですけど、彼の決めた道を、自分は応援したい」

 明日、トルコに戻ってチームに合流するという長友。眼前には欧州の大舞台での戦いが待っている。ガラタサライが2年ぶりのチャンピオンズ・リーグ(CL)出場を果たすからだ。インテル時代にも出場した経験を持つ31歳は、新シーズンでの飛躍を誓った。

「CLがあるので、ヨーロッパの舞台で大暴れしたいなと思います。王道になってしまうのかもしれないですけど、やっぱりバルセロナのメッシ、あとはクリスチアーノ・ロナウドが移籍したので、ユベントスとも対戦したい。あとは1年間、チームに関わって、リーグ優勝をしたいです」

 CLでの躍動、そしてトルコ・リーグ連覇という2大目標を打ち立て、新シーズンに臨む長友のパフォーマンスから目が離せない。

取材・文●羽澄凜太郎(サッカーダイジェストWeb編集部)
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