【W杯 大会15日目プレビュー】ポルトガル対ガーナ戦

2014年06月26日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

ともに勝利が最低条件の両チームによる攻め合いに要注目!!

決勝トーナメント進出に向けて状況は厳しい限りだが、C・ロナウドはこのピンチからチームを救うことができるか!? (C) Getty Images

グループG
ポルトガルガーナ
13:00(日本時間27日1:00)キックオフ
ナショナル(ブラジリア)
 
【ポルトガルの視点】
 
 決勝トーナメント進出には5点差以上の勝利が絶対条件であり、勝ち上がりの望みはかなり薄いが、立ち上がりから攻撃的姿勢で臨むことになる。
 
 鍵を握るのはCFの人選だ。負傷したウーゴ・アウメイダとエウデル・ポスチガは欠場が濃厚で、ここまで2試合に出場しているエデルは力不足を露呈した。
 
 そこで、これまで何度か試しているが、左ウイングのクリスチアーノ・ロナウドをスライドさせるのはひとつの手だろう。その場合、左ウイングにはアメリカ戦で値千金の同点弾を決めたシウベストレ・ヴァレラの先発起用が考えられる。
 
 なお、ドイツ戦で退場処分となったペペは、出場停止処分が解けて、このガーナ戦から復帰することとなる。
 
[得点者]1点:ナニ、ヴァレラ
[警 告]1回:J・ペレイラ
[退 場]1回:ペペ
 
【ガーナの視点】
 
 逆転での決勝トーナメント進出を決めるためには、2位のアメリカが敗れたうえで、同じ目的を持って臨んでくるポルトガルから勝利を挙げる必要がある。
 
 本大会出場決定時のボーナスの未払いをめぐって、選手とガーナ・サッカー協会が対立していたが、ジョン・ドラマニ・マハマ大統領の介入により、この問題も決着を見ることとなった。これでモチベーションが上がるのかどうかは定かではないが、選手側にあったわだかまりは消えることだろう。
 
 好材料としては、ここまでつま先の負傷でわずかな出場時間で終わっていたマイケル・エッシェンが、今度こそスタメン復帰が可能だということ。サリー・ムンタリが累積警告により、この大事な一戦に出場できなくなるため、よりエッシェンにかかる期待は高くなるだろう。
 
 2戦目を欠場した右SBのダニエル・オパレは、このポルトガル戦での復帰は微妙と見られている。
 
[得点者]2点:A・アユー 1点:ギャン
[警 告]2回:ムンタリ 1回:ラビウ
 
◆対戦成績&試合結果
 
ポルトガル
対戦なし
ガーナ
 
 
ワールドサッカーダイジェスト編集部
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