【移籍市場超速報|W杯版】クロアチアのヴルサリコ、スイスのロドリゲス、2人の新鋭SBに触手が伸びる

2014年06月18日 ジャンルカ・ディ・マルツィオ

ジェノアとフィオの交渉にローマが割り込む。

攻守に貢献度が高く、左右どちらでもプレーできるヴルサリコが人気だ。フィオレンティーナ、ローマに加えて、ミランの興味も伝えられる。 (C) Getty Images

【クロアチア代表】SBヴルサリコにフィオレンティーナ、ローマが食指
 
 クロアチア代表の右SBとして、ブラジルとの開幕戦で好パフォーマンスを見せたシメ・ヴルサリコ。ジェノアでプレーしたセリエA1年目で高い評価を集めたその実力を国際舞台で改めて証明した格好だ。
 
 すでにフィオレンティーナが獲得に向けて動き出しており、ジェノアは交換にブラジル人FWライデル・マトスを要求するその交渉に、ローマが割り込んできた。
 
 ヴルサリコは攻守両局面でチームに貢献を果たすだけでなく、左右どちらでも変わりなくプレーできる柔軟性が高評価の理由。フィオレンティーナかローマかはともかく、来シーズンのステップアップは間違いない。
 
【スイス代表】フィオレンティーナが左SBロドリゲスに興味
 
 フィオレンティーナは左右のサイドバックが補強ポジション。クロアチア代表のシメ・ヴルサリコに加えて、スイス代表の左SBリカルド・ロドリゲス(ヴォルフスブルク)にも興味を示している。
 
 この22歳の有望株には1000万-1500万ユーロ(約14億-21億円)という高い値札がついているが、ヴォルフスブルクはフィオレンティーナが保有権を持つクマ・ババカールに強い関心を示しており、13-14シーズンはレンタル先のモデナ(セリエB)で20ゴールを挙げたこの21歳のFWを交渉に組み込む形で話が進展する可能性がある。

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